読後 抜粋

『白昼の死角』 読後抜粋

見えすいた嘘をつきながら、一日1日を送らなければ いけない剣の刃わたりのような状態は、 たえきれないほどの緊張の連続 彼と光一の感覚には正反対といってよいくらいの くいちがいがあった それだけ努力しても、むこうに通じないとしたら それは彼らの罪…

『銀のホテル』

弱犬はとかく吠えたがるもの 組織のモラルの中で去勢されたサラリーマンの競争は 他人よりも先に進もうと努めるよりは、他人を自分より 先へ進めまいと抑える形に、真に優れた者になろうとする 努力よりは、うわべだけ目立つ存在になろうとする 努力の形で展…

読後抜粋

自分の非を認められない人間が、果たして優秀だと 言えるのだろうか 判断を下す側は、下される側よりもすべてにおいて 優秀だと錯覚しがちで、それが放漫さを生む要因にも つながる すべてに意味がある。 一側面から見たら無意味と思えるものでも、立場を 変…

『時局反転』 読後抜粋

いい信念は合理的だから、手強い ダメな信念は非合理的だから、やはり手強い オカルトっぽい方向に走りたくなる人々の心 二人の間にあるこの温度差は、そのうち二人の間に 埋められない溝を生むかもしれない 思考停止は視野を狭める 大事なことは想像力

『地検のエス』 読後抜粋

思うのは自由だけど、口に出さないのが社会規範 急に切れる。 そこに納得できる理由なんてない 人間として何かが欠けている 罪人と悪人は別問題 善悪の判断は難しくても、悪人かどうかの見当は つくのではないでしようか 罪悪感の自覚が大事なんじゃないでし…

『行方』 読後抜粋

抱きしめるふりをして抱きしめられている おかしな所におかしな量の無関心と執着がある場所 自分の気持ちを麻痺させて、痛みを有耶無耶にする術を 知った 無邪気に批判し、非難し、決めつけるような。 無自覚に差別する 図々しい被害者ズラ 人の不幸がなけれ…

『ライオン・ブルー』 読後抜粋

自分でも嫌気が差すへらへらした笑みを 引っ込めると、心が沈んだ 田舎もんがはずかしいんは、どこ行っても自分が 偉いと勘違いするとこ 一番大事なとこで笑ってごまかしてると、ほんまの くそになる

『冤罪犯』 読後抜粋

醜く、残忍で、邪な敵意を抱くに至る原因が、嫉妬や 侮蔑、傲慢、あるいは、理由のない恐怖や思いこみと いったものであること 大人げないから、水掛け論は止めましょう 馬鹿みたいにこだわっていたみたいだから、滑稽を 通り越して、憐みを感じた 自分の意…

『灰王家の怪人』 読後抜粋

この世の目に見える事象に論理的帰結のない 事象はない イラつきの原因は、退屈 疲れを取るには強アルカリの泉質が一番 目的を持つということが、如何に大切なことか 目的のためなら、屈辱もエネルギー 見たものなんか信用するな 論理的帰結の得られるものだ…

『病巣』 読後抜粋

理由が分からず叱責されることほど気味が 悪いものはない 毒を吐き続ける 成果を競うより、リスクやミスの最小化に 努めるようになった しかり飛ばすだけで、なんら指導力を発揮してない 具体的な指示もせず、ただ大声で責めたてるだけで 成果が出るはずもな…

『サイレント・ブルー』 読後抜粋

合成洗剤に使われている界面活性剤が、かなり 危険な発癌性物質であることはわかっているし 浄化槽で処理しきれず土壌に浸み込むと、 環境へのインパクトが大きい 体に流れている血が違うみたいに思えることが ある 最初から力を持つ者はいない。 でも、目的…

『飛べないカラス』 読後抜粋

恥をかくのを恐れなくなれば、人生楽しくなるぞ どうせ人間は人に迷惑をかける生き物なんだから 他人の迷惑に寛容でありなさい 自覚がない分、余計に始末が悪いクズだった 『アスリートは歳をとるほど強くなる』 回復のための治療法ー睡眠 1日12時間を目標に…

『贖罪の1オンス』 読後抜粋

感情的になっても何もいいことはない 解決するのに余計な時間と手間を食うだけだし 怒っている姿を周りに見られることで自分の 評価まで下げてしまう 相手を責めることで、自分が正しい立場に立てると 勘違いしている

『俺猫だけど夏目さんを探しています』 読後抜粋

おごられる側が催促するのは野暮というもの ない物ねだりをして嘆くよりも、すでにあるものを 大事にするほうが、人生ならぬ猫生というのは 豊かになることも多い

『考えの整頓』 読後抜粋

みんなで作り上げていく一体感 創意工夫は暮らしを生き生きさせる 錆とか埃がこびりついた動きの悪い機械のように 毎日行う思考に自由さが失われてしまう スポーツや芸術は、知らない内にがんじがらめに なっている自分の思考の全体を揺さぶり、錆や 埃を剥…

『毒殺倶楽部』 

恨みごとを言ったりしたらつまらない 多少に差はあれ、誰の心の中にも必ず毒は潜んでいる うまく制御できずに表に出てしまえば身の破滅になる 無理に抑え込めば自家中毒を起こしてしまう 無害なものに変えて吐き出すことが必要 現実を忘れさせてくれる癒しの…

『自分を休ませる練習』 読後抜粋

自分の希望、願望をいつかどこかで忘れてきた 「美しい所作」は心とからだにいい 自分に注意を払う しんどい気遣いは今すぐやめる 「欠点」はそれぞれの学び 人の欠点をあげつらう、誰かをバカにする、罵る これは自分の価値をさげるだけ だからやめましょう…

『僕は偽薬を売ることにした』 読後抜粋

認知症治療においてはくすりによる治癒をめざすのではなく 適切なケアによる生活の質の維持・向上を目指す ヒトはわからないことを嫌う(分かることが好き) 分からない状況がもたらす不安な感情 人生とは分からないことを分かることに変える旅路 分かるとは…

『オペレーションZ』 読後抜粋

落ち着け。 感情的になったら、思考が停まる 挑まずに諦めることを恥だと思っている 危機の実感がないから、メンツばかりが気になる 見栄っ張りで、強権的、嘘つき 人品はみだしなみから始まる 邪魔をせんでくれ。 代替案なき批判は許さん

『室町無頼』 読後抜粋

多少の腕や才覚があろうとも、自分が立つ道をろくに 考えもせぬやつに、誰もまともな値札など付けてはくれぬ 徒食するものは、馬鹿になる。 そのうちに性根まで腐り果てる 里が悪いのではない。 自分たちとの折り合いが悪かっただけ 自分の居場所というもの…

『残心』 読後抜粋

知っているのと理解しているのとは違う 片付けようか。 そうすれば見えてくる世界があるかもしれん いいものを創り出そうとしているから失敗を 恐れるんだろう 真剣にやりたいことのすぐ隣には、恐怖が 潜んでいるもんなのかも 人は自分の気持ち、心をすべて…

『呪護』 読後抜粋

どんな場合でも、無知が誤解を生み、誤解が対立を生む 陰が強すぎても、陽が強すぎても、うまく作用しない バランスが大切 亡者が誰かを亡者にする手段は、たいていセックス

『カッティング・エッジ』 読後抜粋

不自然に接近を図るものはいないか 邪悪な存在との交信のダメージから立ち直る どうしても必要なこと、それは自分を守ること 何かに縛られるのを嫌う 気分転換の手段にすぎず、治療薬ではない 自分と違う意見を絶対許さないせいで 胸糞の悪い話 表面上は味方…

『空は逃げない』 読後抜粋

視点を決めると体幹がぶれずに美しく、また 思い切った動きもできる 自分に脂質があるかどうかは体が教えてくれる その対象となるものに出会ったとき、資質があれば どうしてもやってみたくなる 好きなものを生業とするには、正しい努力と強い心と それらを…

『ノワールをまとう女』

見苦しい 自分の行いの結果を引き受けようとしない 人間は自分を語りたい本能を持つ動物 あらゆる情報を記憶し、眠りにつくとき、ビデオを 再現するように頭に浮かべてみるがいい 3年経てば、この鍛錬によって感覚が研ぎ澄まされ 自分に向けられた視線、意識…

『思い出す力』 読後抜粋

ものごとは、インプットしただけでは単なる「情報」ですが 何度も思い出し、自分の生活の中で役立てることによって 「知恵」に変わる 細かく思い出し、悩む回路は、人生の方針が決まって 新しいことに挑戦しなくなると、あまり活動しなくなる いろいろと思い…

『革命前夜』 読後抜粋

感情垂れ流しの下品に落ちる 楽譜と深く対話するのではなく、直感でねじ伏せてしまう 自分が目指すべき道が見えるということは、こんなにも 心を安らかにしてくれるのだと知った 戦わなければ、平穏は手に入らないのだから

『虎を追う』 読後抜粋

嘘をつきつづけるのって、エネルギーがいる 問題がおこっても、普通の人間なら犯罪に走ったりせず 根本的解決につとめますよね。 しかし彼らは精神の緊張度を高めていき、やがて他人に 爆発させてしまう 承認欲求が高く、尊大。 嗜虐性を隠せるだけの適応能…

『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 はじめに

人は自分の意見が他人に広まるならば、進んで金銭的利益を 見送る傾向にあることがわかっている(ハーバード大学研究) * 考え抜かれた見識についてではない 私たちの信念を形作っているのは欲求 だとすれば、意欲や感情を利用しないかぎり、相手も 自分も…

『スワロウティルの消失点』 読後抜粋

先が読めない女は苦手なんですよ。 予定にない労力を使わされるんで わかんないときは都合のいいほうに考えるようにしている 考えを讀ませない言動も含めてかなりの曲者 四六時中つきまとっていた不快感からの解放はことのほか 頭を冴えさせた 人間関係とい…