『脳と体の強化書』 疲れない体と心を手に入れるストレス最強マネジメント 快適な体をつくる3つの基本 糖質、脂質、タンパク質の食べ方

 

もっとも速やかにエネルギーになる

炭水化物(糖質食品)の選び方

白い炭水化物は、栄養素が豊富な表皮が取り除かれており、糖質の割合が高い

ー>血糖値が乱高下するリスクがある

ビタミン、ミネラル、食物繊維は穀類(米や小麦)の表皮に多く含まれている

ー>玄米、全粒粉パンなど、表皮の養分が少しでも残っている「茶色いっぽい炭水化物」を選ぶ

 

タンパク質は筋肉、神経伝達物質の材料になる

ー>朝、昼、晩で、なるべく重複しないよう、赤みの豚肉や牛肉、鶏肉、ラム肉、玉子、魚類、貝類、大豆製品を食べる

 

神経伝達物質へと合成されるタンパク質

トリプトファン(鶏むね肉に多く含まれる)

ー>幸福感を生むセロトニン

フェニルアラニン(卵に多く含まれる)

ー>意欲を生むドーパミン

チロシン(大豆・乳製品に多く含まれる)

ー>意欲を生むドーパミン

レシチン(大豆に多く含まれる)

ー>集中力を司るアセチルコリン

 

資質は細胞膜、ホルモンの材料になる

 

油脂の選び方

オメガ3(積極的にとりたい)生でとる

ー>アマニ油、荏胡麻油、アボガド、青魚、サケ

ー新陳代謝などエネルギー代謝を高める目的として不可欠

関節の炎症を和らげ保護する

オメガ6(少し控えめにしたい)

ー>サラダ油や胡麻

 

オリーブオイルはオメガ9系脂肪酸

体に必要な脂肪酸ではないが悪玉コレステロールを低減させる作用があるとされている

善玉コレステロールは余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す「清掃車」の役目を果たす

悪玉コレステロールは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割を担っている

悪玉コレステロールが増えすぎると動脈硬化を起こし、心筋梗塞脳梗塞を発症するリスクがある