『氷の致死量』 読後抜粋


読後抜粋

感情の強弱と、性的嗜好は人それぞれ

若者は恋愛すべきという強迫観念は、社会やマスコミが植えつけたもの。

人生に恋愛は必須ではない。

無理をすることが一番よくない

 

同族に出会ったときの歓喜

この人の前では己を偽らなくとぃい、打ち明けてもいい、という解放感。

そして自分は孤独じゃない確信できた安緒が、そのすべてをうわまわっていく。

 

愛に異常だの正常だのといった物差しを使うべきではない。

すべてはOKかOKでないか、それだけ

 

性的マイノリティを攻撃することで、性的興奮を覚える人たちもいる

 

自分に見向きもしない女性に対し反感と攻撃欲を抱く

 

人はみな、あなたたちの中に自分の見たいものを見る。

そしてあなたたちは、反射的に願望へ応えようとしてしまう。

とはいえ媚びているわけじゃない。

自己犠牲の精神、というのとも違うな。

―無視するまいと、われ知らず動いてしまう人たち

だからある種の人間は、あなたたちにどうしようもなく惹かれる

さらに彼らの一部は、あなたたちが期待した人間像からはずれると、強い憤りを感じる。

好意を踏みにじられた、と悪意に取る

 

アロマンティックでアセクシャル

 

リスロマンティック

―他人から好かれたい、恋愛感情を向けられたいと思わない静的嗜好

 自分が「好ましい、素敵」と感じる相手にすら、両想いになりたいという欲求を抱か   ない

 

『無性を生きる人びと―アセクシャルと、現代社会の”恋愛信仰”について』

『性の多様化と司法』

セクシャルマイノリティ、または性的差異への考察』

 

”いまの自分のままで幸せになる”方法を探るために語り合う

 

悩むのは、しょうがない。

でも、いまの自分を否定するのだけはやめましょう

 

少数派イコール異常ではない

 

他人や自分を傷つける人になってしまうか、そうでないだけ

自分の中で折り合いを付けて、平穏に生きていけるならそれでいい

無理に克服しようとか、自分を変えようなんて思わなくていい。

なにが正常でなにが異常かなんて、誰にも決められやしない

 

いくらみっともなかろうが、身の安全のほうが大事

 

考えてもみて。

考えてもみて。

子供の思考と自主性にゆだねるようでいて、その実はいいようにコントロールだけの言葉

 

毒親のもとで、生きるためのすべ