『あらゆる薔薇のために』 読後抜粋

あらゆる薔薇のために
人間は行儀がよくなかったらつまはじきにされる生き物
 
 
吐き出して、共有すれば楽になる悩みもある
 
取るに足らない悩みなんて存在しない
誰かが思い苦しんでいることを、『大したことないじゃないか』なんて笑い飛ばすのは罪悪だって私は断言する
 
 
二人は同じ目差しを持っている
さすがに同一というわけではないだろうが、社会や物事に対する着眼点や喜怒哀楽の配置が似通っている
お互い、考えもしない見解を口にしても、相手は受け入れてくれる
 
愛情とは他者を尊重すること
他者の中に尊敬できる要素を見つけ出すこと
 
薬櫛 伊吹山 信長
 
どうしようもなかったのだと理解して、救われる
そういう話だってある