『統治者フィリップ・ドルー』 読後抜粋

人々から、恐怖、憎しみ、貪欲、そして生命に関する物質概念が消え去り、心に健全な思考だけが宿る日が来たら、心の病も多くの肉体の病とともに消える。
起きてもいない問題のことをくよくよ考えるのではなく、いざという時に被害を回避できるよう心と肉体を実直に鍛えておかねばならない。
失敗する可能性を失敗する前から思い悩んではならない
 
力が最も大きいとき、力は最も不安定である
 
いくら善意でも、思慮深さや判断力が欠けていれば役に立たない
 
本質的なことで僕たちが同じ意見であるのは嬉しい。
 
皆が周りの人間より、贅沢をしたいと思う。
その結果、最終的にはすべての人が不幸になり、災禍を被る
そんなことで魂が削られていく。
視野が狭くなっていく
 
 
自分に入ってきた金は、部下に分け与え、それが彼の権力の源となった
 
他人の人格を抹殺してしまう吹聴屋は、殺人犯と同じくらい社会悪