読後 抜粋

『王たちの道3』

本物の叡智を求める人は、対立者の正しさを認め 誤りを指摘する相手から学ぼうとする わからない。そして、わたしはわからないことが嫌いだ 大事なのは行先ではなく、どうやってそこにたどりついたかだ 経験から生まれる新鮮な喜びに見開かれた目 偽りの手段…

『ブラックライダー』 読後抜粋

自分を好きになりたくて、あんたのことが好きなんだから 死を覚悟しない生き方なんか本当に生きているとは 言えないね 自分で自分のことを決めることができる ということが 生きていると言える だれかにとっての希望は、ほかのだれかの絶望になりうる 不思議…

『王たちの道』 1 白き暗殺者

無知の神聖さを守ろうと必死になって、その努力を 人に認めてもらいたがる人間のなんと多いことか 憎しみが返ってくる確率は親切が返ってくるより はるかに多い 追い返せなければ、利用するしかありません 健康を保つために肉体はさまざまな食べ物を要求しま…

『骨を弔う』 読後抜粋

真理は思いがけないほど身近にある。 見ようと思うものだけがそれを見る 自分なりのルールで自分も他者も縛り付けてしまう 奸悪で浅ましい性根の持ち主 幻想に囚われ、勝手な妄想を作り上げていた 放漫な癖に脆弱で、ずる賢くて愚かというアンバランス

『江の島ねこもり食堂』  読後抜粋

態度はあくまでやわらかいが、こちらの言葉を しれっと流し、一向にひるむ気配を見せない 自分の一面への恐怖と絶望ゆえだった 軽重や法に関係なく、何らかの罪を背負って生きている 生きているだけで、人は誰かを傷つけることがある 誰かに迷惑をかける。誰…

『王たちの道 2』 読後抜粋

理解できないことは邪悪で謎めいて見えるもの あなたは友達がほしい。でも本気であの少年たちみたいになりたいと思う? 後悔はしていません。でも言い方と言った場所はふさわしくありませんでした 感情のままに行動するのは子供と同じだ 感情を抑えようとす…

警視庁公安0課 『カミカゼ』 読後抜粋

正論というものは、個々人間が生きるための核でもある そこを小馬鹿にされて怒らない者はほとんどいない 非があればすぐに認め、次なる手を考えなければならない 忸怩たる思いをしても、それでいい。 しかし、そこに留まってはいけない。 原因や理由を突き止…

『ドラゴンスリーパー』 読後抜粋

理屈で納得できなくても、深層心理では理解している 事実 『マビノジョン』 いかに人のうらみというものが深いか、イジメの結果はなにか 人がなにかを望むとき、偶然を超えた偶然が舞い込む 神のなせる業ではなく、集合的無意識と呼ばれるものの 力だという …

『となりのセレブたち』 読後抜粋

他人の成功を自らの失点と解する 最大限の共感を示すことで人を 絶望の淵から救い出す 自分が群れのボスになったと解釈することを アルファ症候群

『未闘病記』

易疲労(いひろう) 無事が贅沢、無痛が栄華 紫外線やストレスで筋肉が壊れ、筋炎を起こし 痛んだり動けなくなるケース 関節、痛い、筋肉、痛い、皮膚、痛い、切れる 不明熱、だるさ、独特の何とも言えず嫌な感じ 知覚過敏、立てない、脱力 跛行、鼻炎、動悸…

『砂の惑星』

人気者は権力者の嫉妬を買うもの かって緊張感によって占められていた はざまに狡猾さと機知のの泉が 滾滾と湧き出てくることを見いだすだろう どうしようもなく孤独は試練のひとつ 人はつねに孤独なものだから 靡く者こそ統べる者 統治者は強制するのではな…

『贖罪の奏鳴曲』 読後抜粋

本人のやりたいようにさせるのが 本当の思いやり 悪魔というものはいつも微笑みながら 近づいてくるもの 先入観は捨てろ。道に迷う元だ。 目に見えるものから次の一歩を決めるんだ きっと嘘ってのは自分に吐くものなんだろう。 だから、そういう言葉を吐き続…

『テーラー伊三郎』 読後抜粋

他人への干渉と噂話が日常的な娯楽になっている 気持ちの距離感が掴めないから、人付き合いの強弱に しょっちゅう誤作動がおこる ひとの顔色を見るな、人と比べるな、意見を飲み込むな 自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな 口だけでなんのプライドも…

『フォークロアの鍵』 読後抜粋

重度の認知症は予告なく話があちこちへ飛び、時として 理不尽な憎悪の対象にも据えられる 他人からのあからさまな敵意はとても鋭く 千夏の心を容赦なく突き刺してきた 攻撃的かつ他罰的、そして厄介な独創性にあふれており 並大抵の精神力では彼らの介護など…

『ミレニアム3』 眠れる女と狂卓の騎士 上

手のつけようのない馬鹿、外れくじそのもの 自信過剰で横柄な ヒートアップしてくると素晴らしい仕事をするけれど ことルーティンワークとなると完全な役立たず 自分が病的なふるまいをしているの、自覚してる? 筋金入りのろくでなし、それに精神を少々病ん…

『ナイスヴィル』 上・下

『自らの力ではどうにもならない出来事は 知ることを義務づけられるべきではない』 立ち止まり、自己分析しよう 誰かが好きなときにうちのベルを鳴らして、わたしが 走ってきて電話に出るのが当然だと思っているのが 我慢ならない 慇懃そうでいて、強情なと…

『かの名はポンパドール』

戸口で追い払っても、煙突から入ってくる 野心が悪いとは思わないが、持てる野心と 持てない野心の別はある 内面の充実が面にまで現れたのか

 『紙のピアノ』

ピアノの音は、弾く人の心を映す どう弾けたかじゃなく、どう弾きたいか 自分が曲から感じ取った物語を思い浮かべながら 奏でる旋律は、人の心を打つ 感動する心が、人を感動させる 自分のレベルの低さを認識できずに勘違いしている 人間とレベルの低い人間 …

『墓頭』

自己憐憫がひどく独りよがり 未知のままにして遠ざけておかなくてはならない 領分がある。距離感を間違えれば、すべてがおしゃかに なるような対象があることを学ぶ 他人の視線は時に自分を映す鏡 大物然としたふるまいが鼻についた 行動はつねに表情を裏切…

『野の鳥は野に』 評伝・中西悟堂

野放図な営利目的で自然を破壊し、台無しにすることは、 自然への拷問と虐殺以外の何物でもない グローバルな歴史とデーターとしての公害を武器に たたかわなければ、明るい未来はまったくない 日常の物欲、権力欲の生活から一歩退いて静かに 自省する価値 …

『冥の水底』  読後抜粋

たいていの人間は、勝手に他人に夢を見て、勝手に 裏切られ、勝手に傷つく 自分の都合で他人を踏みにじれる 他人の都合と感情よりも、自分の感情を優先する

『鳥が教えてくれた空』

生物的な種の枠を超えるダイナミックな視点を持つことで、 より高い次元の集中力が出てきた わたしの心は、匂いの源という「点(ポワン)」から、 匂いの背景という「世界(モンド)」へと開け、 匂いは意識の牽引となっていった

『身を捨ててこそ』

あしたやるべきことが見つけられない人だけが 博打と出会う。そして明後日の見えない人は博打に 溺れ、将来の見えない人は博打で死んでゆく 対局者に不快感を与える麻雀は、自分の心の動揺を 晒すだけで、それは弱さの裏返しでもある 盆面さえ良ければ、運す…

『砂上』

その鈍さがたまらなく気分悪かった 金のあるなしじゃなく、人間、毎日なんにも変わらないって のがいちばん貧しい生活らしい 知っていることをアピールして、知られたくないことを 端折るから創作的日記になってしまう 人に評価されたいうちは、人を超えない…

『スギハラ・ダラー』

多様さを貫く共通の尺度も確かに存在している 愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ 強引さの気構えが伝わってくる。 相手の側の事情などとんと気にしていない 互いの利益の一致点を見いだしていく。 心を虚しくして相手の意図を読んで妥協点を探る

『ミレニアム4』下 蜘蛛の巣を払う女  読後抜粋

やましさに苦しむのはいつも、やましいところのない人たち あの子には自分が必要だ。少なくとも自分は間違いなく 娘を必要としている サヴァン症候群ってのは、自閉症とかの障害があって なおかつ特別な才能もある連中のこと 馬鹿げたほのめかしと根拠のない…

『放蕩記』

あって余禄、なくて当然と思い定めておくくらいが ちょうどいいのかもしれない・・・ こちらが或る意図ををもって、しかしそれが前面に ですぎないようにできるだけ注意深く書いたところを その配慮までもきちんと読み取って受けとめてもらえるのは しみじみ…

『嘘』

女の好意は、裏返るとたちまち理不尽な悪意へと 変わる 誰だって、持てる能力は試してみたくなる その人の信用を損なうのが、周囲に対する暴言や 暴力 それぞれの悲しみや憤りや悔いを吸い込んだ身体が 今もなお、だるくて重くてたまらない

『ティアリングの女王』 下

最悪の事態を想定することで、これ以上の打撃を 受けずにすむよう自分の心を防御していることに 気づいた 弱さは、権力と結びつくと、危険なものとなる 自責の念はかけらも感じられない。なにに対してであれ 後悔の痕もなく、ただ、不当な仕打ちを受けた男の…

『ティアリングの女王』 上

歴史で、すべてがわかるのです。 なぜなら、同じ過ちを何度も何度も犯してしまうのが 人間の性ですから。 忠誠心は尊敬から生まれるものなのだから。 派手な感情表現が大嫌い 人間っていうのは、自分にはない才能をねたむものだから 行動を起こされる前に、…