『同志少女よ敵を撃て』 読後抜粋

自分だけが知るものと思っていた、言いようのない感覚を、他人に言語化されたことに衝撃を覚えた

 

意図的に人間の尊厳を玩弄している

 

凄いよね、復讐の力って。

生きる希望を与えてくれる

 

こっちを馬鹿にしてもお前の隊が敗走したことがなくなる訳じゃない

 

目減りした権威を取り戻そうとするように、その辺にたむろしていた女性兵士を追い返した

 

差が開きすぎたよ

 

虐待されたユダヤ人への哀悼と謝罪を口にし、

自らの被害を内面に留保することで、彼らは自らの尊厳を取り戻したよう

 

 

同じ言葉を持つ人が、いるということが。