『プリズム』 読後抜粋

プリズム
 
ネットフリックス
 
寂しい。
この感覚は私の中にあるもの。
それなのに、なぜ外にばかり答えを見つけようとするのか。
 
彼が気付いて反省し、悔やむことを願っている
 
彼女に対する本能的な敵愾心が、自分でも子供ぽっくて気に入らなかった
 
退屈ってことと寂しいってことを区別できない
 
自信にあふれた笑顔、自分がどれほどジェインを傷つけたかまったくわかっていない顔
彼がまたどれほど自分勝手に解釈してしまうのか心配
 
ずっと自分をだまし続けてきたのがばれてしまって
心の内に目を向けるのが怖くて外側でばかり空回りする愚かさを、遠回しに批判されている気がした
 
病は魂を醜いやり方で支配する
精神が消えていき、肉体は一片ずつ剥がされるように変質する
そしてついには大好きだった人がまったく違う人間になる
 
自分に関係ないことに口を出して、いったいどんな得があるんですか
 
これほど理解できない人がいるのも不思議だった
 
判断の基準はもっぱら自分の感情だけになり
 
誰かを輝かせることのできる、輝く人になりたい
 
関心もないのに友達の愚痴を聞いているようにつらくて