『パラレル・フィクショナル』 読後抜粋

パラレル・フィクショナル

 

故人に子供がいる場合、兄弟には相続権がない

 

いろんな意味で保守的な価値観に縛られている兄の想像力は、

そこらあたりが限界

 

一見腰の低そうな男は自分の思い通りにことが運ばないとなると

豹変しかねない、と

執念深く付きまとわれ、最悪、危害を加えられるかもしれない

かなり真剣にそう不安がっていた

 

意図的に誤った情報を与えたりすることで、相手の現実認識能力を狂わせる

いわば心理的虐待