『脳と体の強化書』 最高の成果を出せる強いメンタルと体づくり 現代人の休息には 「NSDR」が絶対必要

「休憩の戦略」は「眠っている状態に匹敵するくらいの深い休憩」をもたらす手法を取り入れること
「マインドフルネス」「ヨガ・二ドラ」「迷走神経エクササイズ」で効果的な休憩が叶う
 
「何も考えずに、脳を空っぽにすること」が休憩の一番の目的
「マインドフルネス」
ー>あまり難しく考えずに、5分間でも10分間でも、なるべく静かな場所で目をつむり
自分の呼吸に集中する
 
「ヨガ・二ドラ」NSDR
ー>仰向けになり、目を閉じ、体の各部に順番に意識を向けていき、ひたすら脱力する。
潜在意識へと働きかけ、その人の本来備わっている治癒力を引き出していくことが大きな目的のひとつ。
NSDRは日中の休憩時間のほか、夜の就寝前に取り入れるのも非常に効果的
 
心身をリラックスさせる「迷走神経エクササイズ」
仰向けになり、両手を組んで後頭部(少し高め)に当てる
5秒かけて鼻から息を吸う。
両腕で包み込むようにして頭をしっかりホールドし、息を吐きながら、軽くー>のほうに引っ張る
5秒かけて鼻から息を吸う。
 息を吐きながら両肘を開き、軽く肩甲骨を背中の中心に寄せるようにする
頭は上げずに、両手の上でリラックスしたまま、首が伸びるのを感じられたら2重丸
③の体勢をキープしながら5秒かけて鼻から息を吸い、5秒ほどかけて息を吐く。
これを2分間くり返す
 
心身をリラックスさせる「迷走神経エクササイズ」②
背筋を伸ばして床に座り、右手で顔の左側を押さえる
右ひじを真下に下すようにして、ゆっくりと首を右方向に曲げていく
左手を右鋤骨に当て、右鋤骨をわずかに前方にねじった状態で、5秒かけて鼻から息を吸い、腹圧をかけたまま5秒吐くIAP呼吸法を3回繰り返す。
*首を曲げるときは、必ず痛みの出ないところで止める
⓵の姿勢のまま左上を見て、5秒かけて鼻から息を吸い、腹圧をかけたまま5秒吐くIAP呼吸法を3回繰り返す。