『動かないゼロトレ』 「巻き肩」を治すゼロトレ 2
首を前に倒してやや下を向き、背中を丸めてスマホを長時間見ていることで
「スマホ巻き肩」という言葉もあるくらい、「巻き肩」の人が増殖している
ゼロポジションで改善する症状
首コリ、五十肩、背中のはり、腰痛、胃腸の不調、便秘、自律神経失調症
主に縮んでいるところ
首前、胸
力を抜いて立ってみた時、「手のひら」が体の側面を向いていれば
さほど気にすることはないです
「やや後方」を向いていたら、肩が内側に入っている証拠
完全に「後方」を向いていたら「重度の巻き肩」です
胸筋が縮み、それに引っ張られるように背中が丸まって硬直化することで、
肩はいつも力み、つねにエネルギーを放電している状態になってしまう
理想は、体がオンとオフをしっかり切り替えられるようになること
不必要にエネルギーを使って放電し、だるさや疲れの抜けない感じを持つ
深い呼吸を意識する
「巻き肩」になりやすい人は、「座っている時間の長い人」です
「寝ながら」バージョン
準備
クッション2つをややずらして重ねる
クッションの上に胸がのるように「うつ伏せ」になり、左手を真横に伸ばし
右手のひらは床を押さえる
そこから右脚を曲げて体全体を左側に回転し、そのまま「動かず」に
ゼロトレ呼吸を3回繰り返す(計30秒)
反対側も同様に。
伸ばすほうの肩が床につくように。
伸ばした腕の向きを斜め上にしていくと、負荷がおおきくなる
きつい人は、伸ばした腕を斜め下に。
肩をケガしている人や脱臼癖のある人は、医師に相談の上で行ってください
「どこでも」バージョン
壁のきわで横向きになり、左手を後方に伸ばし、右手のひらは壁を押さえる
そこから体全体を右側にひねり、そのまま「うごかず」に、ゼロトレ呼吸を
3回繰り返す(計30秒)
向きをかえて、はんたいがわも同様に。
体の側面が、壁にピタッとつくように
腕は後方にまっすぐ伸ばす。
きつい人は、伸ばした腕を斜め下に。
肩をケガしている人や脱臼癖のある人は、医師に相談の上で行ってください