『入浴の質が睡眠を決める』 よく眠れるようになる正しい入浴法とは 4
フラット湯で物理的に脱力させる
体を横にしたほうが、血圧が低下するため、物理的に
交感神経を低下させ、体を安静にさせてくれる
お尻を浮かしてお湯から体が出ない範囲で上半身を
フラットにしてみる、力が抜けて気持ちがよくなります
15分間フラットし続ける必要はない
(血圧が下がるため、うたた寝しがちなかたにはNGです)
呼吸をくり返しながら、左右ゆっくり体をゆらしてみるなど
「動き」があったほうが、効果的に筋肉を脱力させることが
できます
入浴後、浴室内ですること
本番入浴が終わったら、体を洗います
皮脂の多い胸元、背中、足裏、匂いの気になる脇などを
泡をよくたてて、やさしく洗います
(洗いながら保湿もできるボディソープもあります)
乾いたタオルを浴室内に持ち込んで、体を拭きます
次にします、5~10分以内にボディオイルを浴室内で全身に
塗布します
脱衣所ですること
脱衣所の照明を下げて、メラトニンの分泌を妨げないようにする
保湿を終えたら、素早く靴下をはきましょう(締めつけない綿素材)
足先の血管が寒さで収縮してしまうと、放熱がむずかしくなります
レグウォーマーを装着するとなお安心です
夏はその限りではありません
ずっと体をポカポカにしておくことが目的ではなく、入浴中に
体温を少し上昇させたことに意味があるのです