『化物園』 読後抜粋

化物園 (単行本)

自分がお偉いと勘違いしている奴、自分はルール違反をしながら、他人のマナーは

注意するといったような傲慢な奴が一番許せない

 

できない人に求めても苦しみがあるだけ

 

奥様にも文さんにもストレスを感じていないたえは、二人がいないと少し寂しくなる

 

人からの信用を大事にする

 

自分の怒りに正しい理屈がないことはわかっていた。

それでも憎悪はつのる。

 

己の異常を知り、私の内なる<残虐>を穴に放り込んで蓋をした

 

嘘で繕えばそのときはうまくいっても、もめ事が増えていって後で追い詰められることになる

 

面白くないことがあればそれを憂さ晴らしの対象に向けて発散せずにはいられない

 

人も、あるい他の動物も、ある年齢になったらもう前の世代の支えに頼らずに生きていくものです。

これを自立といい、それが人間の最も美しい生き方なのです

 

何もないより、何かがあった方が面白いのではないですか?

人間は刺激を求める生きものです

何も刺激がない日々が続けば退屈して、心が死にますし、ろくなことをしません

それは豊かな人生とはいえません

魂の躍動を望む

 

ぼくらの争いを面白がって見物するために、くだらない細工がされ、ぼくらが操られるなんて、絶対あってはならない。