『きみと歩く道』 読後抜粋
誰も気どらず、人を感心させようもせず、揚げ足を
とろうともしない
母は彼女と違い決して自分を見失わずにいられるタイプだった
ギャッピーはそれが我慢ならなかった
罪悪感を感じずに生きたい
世の中には演技をしたり仮面をかぶったりしている人が
あまりに多い。
そういう人たちはだんだん本来の自分を見失っていくものだ
その魅力が誠実な率直さのほうにあるのだと気づかされた
ぼくがきみを招いたのだから、ほったらかしは無礼だというわけ
あいつはわたしの落ち度みたいに言った