『マザー・マーダー』 読後抜粋

[矢樹 純]のマザー・マーダー

自分の決めたことを突き通すために、言えば反対されるような

ことは、引き返せない段階になって初めて話すという自分本位な

振る舞いをした

それは夫の重大な欠点だった

 

何もすることがなく狭い部屋に押し込められていると、人は

病んでしまう

適当な目標と適当な役割を与えることは、心身の健康のために

必要なこと

 

ちょっと感覚が違っているんだよね

あの子の過去を知っている人は、誰も近寄らない

今も付き合いをしているのって、何も知らない外から来た人と、

子供が同じ学校だとかご近所だとかで、どうしても関わるしかない

人だけ