『心心』 読後抜粋

[石田 衣良]の心心 東京の星、上海の月 (角川書店単行本)

わたしは死にそうなとき、もうダメだというときアニメに

助けてもらった

だから、なにかお返ししたい

わたしに、なにができる?

いつも考えている

 

人のすべては声に出るものだ

 

全力の方向性が間違っている

 

自分の中にある悪、こずるさ、醜さをしっかりと見つめることが

できる大人

 

嫉妬なんてカッコ悪い

 

自分の考えをみんなに伝えた心心を立派だと思った

 

日常生活の退屈さ、やるせなさ、非情さから逃れて、ひとときでも

心を遊ばせ、ゆったりと息をする時間を与えてくれた

 

人間をひとつのくくりで見て決めつけるのは愚かな行いである