『金の角持つ子どもたち』 読後抜粋
本当に可愛そうなのは、夢を持てない大人になることじゃ
ないだろうか。
自分に自信が持てないことじゃないだろうか
応援してくれとは言いません。
でも全力で頑張る俊介に、沿道から石を投げるようなことは
しないでください
できなかった問題がわかるようになった。
たったそれだけのことなのに胸がいっぱいになる。
気分にむらもないし、自分の感情を抑えることも
ちゃんとできる
社会の構造を変えるのは、いつの時代も誰か一人の情熱からだ
難問に出会ったときに逃げ出さずに粘る力
どうすれば解決するのかと思考する力
情報を汲み取る力
ひたすら地道な半腹練習や暗記
勉強で身につく力は、仕事をしていく上で必ず役に立つ
努力ができる人間であってほしい
長い時間をかけて学力を積み上げていく経験は、
子どもにとっては大きな自信になる
その恵まれた能力を、自分だけのものにせず、多くの人に
わけてあげてほしいと思ってる
成長しようとする本能が備わっている
知らなければ、知ればいい
できなければ、できるようになるまでやるんだ
それを努力という
悲しさやくやしさは、いまこうしてわが子の盾になるために
必要だったのかもしれない
人は挑むことで自分を変えることができるんだ