『脳と体の強化書』 最高の成果を出せる強いメンタルと体づくり 「すぐ諦める」マインドと 「挑戦を楽しめる」マインド

 

「挑戦を楽しめるマインド」へと脳を組み替える

「苦しいー>やめたい」ー>脳に今までとは違うシグナルを送る

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             神経回路の組み換え 
「苦しいー>だから、取り組みがいがある。楽しい。成し遂げたい」
 
人の物事の捉え方は大きく「固定型」と「成長型」の2つに分けられる
 
固定型マインドセットだと・・・
*スキルや知識、能力は生まれつき備わったもので、変えられるものではないと信じているー>チャレンジを避ける傾向がある
*いくら努力しても才能がなければ勝てないと考える
*難しい問題が出されると、すぐに「こんなの解けない」と諦めがち
*正解を出すことに一番の価値を置いているため、難問を解いた後は緊張状態となる
*不正解だと「恥ずかしい」「逃げたい」と絶望感を抱く
*ミスを振り返らないため、同じミスをする確率が比較的高い
*テストの結果が全てと考えており、人の目や評価が気になる
*テストの結果が未来の自分を示していると考える(点数が悪かったら、自分の先行きは暗いと考える)
*成績、評価、成果など「結果」を重視する
*うまくいかない状況は自分の努力では変えられず、失敗したらおしまいと考える
*新しい環境を拒否する傾向がある
 
成長型マインドセットだと・・・
*自分の人生は自分でコントロールできると考えており、スキルや知識、能力も、練習や訓練を通して高めることができると信じている
ー>チャレンジを恐れない傾向がある
*難しい問題が出されると、「時間はかかるかもしれないが、何とかできるだろう」と考え、意欲的に取り組める
*自分の出した答えが正解でも不正解でも、全力を尽くしたことに価値を見いだすため、難問を解いた後はリラックスする
*不正解だったら「何が間違っていたのか」に関心を示す
*正解でも自分の解き方が唯一とは考えず、「ほかの解き方の可能性」に関心を示す
*正解でも不正解でも、エラーを見直すこと、あるいは答えを見直すことで理解を深めようとするため、思考は働き続ける
*ミスを振り返って学習するため、同じミスの確率は比較的低い
*テストの結果は、自分の現在地を示しているに過ぎないと考え、それによって将来が決まるわけではないと考える(点数が悪くても、これからの努力次第で、どのようにも変わっていける)
*「結果」よりもプロセスを重視し、人の「評価」よりも「自分の意欲や意志」を重視する
*うまくいかない状況はずっと続くものではないと考える
*人生は失敗から学習することの繰り返しであると捉えている
*失敗は学習の機会であり、今の自分があるのも過去の失敗から学んできたからだと考えている
*新しい環境にワクワクする傾向がある