『声の在りか』 読後抜粋

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経験を積む機会を与えるのが大人の役割だ

 

後悔と、ほんの少しの優越感のようなものと、

優越感を抱いてしまう自分への嫌悪が心の中で同じ比率で

まじりあって、いかにも汚らしい色合いになった

 

 みじんも悪意がなさそうなところが、かえっておそろしい

 

聞いている方が恥ずかしい

 

こわくても、自分の心をごまかしていないと思えることが

うれしい