『笑うマトリョーシカ』 読後抜粋
タチが悪いのは味方でありながら足を引っ張る者
優位性を示そうとするように「ガキだな」と口にする
タチが悪いのは、足を引っ張っているという自覚のないまま
味方方面をする連中
嫉妬こそが世界を狂わせる
嫉妬が束縛を生んで、その束縛が憎しみを生み、憎しみが
戦争を生む
書き手の自我をずっと押しつけられてるみたいで、とにかく
不快だった
自分より上か下かでしか判断しない
他人の気持ちを悟ることのできる賢い女
人間が人間の心をただ弄ぼうとするような、おぞましいものだけのもの
具体的な目標がない分、モチベーションを維持するのは難しかった
原動力は浩子に認めてもらうためだった
マニピュレーター 「他人の心を操る人」
腹の底に溜め込んだ怒りの発露の仕方がわからず、顔が歪んでしまっている
平静を装った表層的な顔の裏に、潜んだ怒りのよう
誰かを自分のものにしようとするなら、うしろめたさを植えつける