『すみれ荘ファミリア』 読後抜粋
身体的苦痛だけが病気のつらさではない。
制御できないものに自分を荒らされる歯がゆさ。
八つ当たりした相手への申し訳なさ
高低差がひどいのが一番こたえる
想像力の欠如って、あらゆるところで無神経の形になって
表れるんですよね
人の領域にずかずか入ってこないで
女がしおらしくしている間は紳士だけれど、思った反応を得られないと
途端に手のひらを反す男ってたまにいるよね
インスタ映えが避難される主な理由は、つまんない自分の人生を
認めたくない連中による論点すり替えのマウンティングってこと
納得できるってことは、気持ちがいいってこと
どうして基準を勝ち負けにするのかなあ
ひとりでマウント取りまくって、あんた、なにがしたいわけ?
自分に理解できないから間違っていると決めつけるのは早計
心配をかけることで心を削る
親切とお節介の皮を被って、
母親自身が一番自分を責めていた
自らの人生の手綱を自分の手にしっかりとにぎり続けようとする
自分を駄目にするものからは距離を取ればいい
誰かを嫌うというのは心の負担になる。
嫌いなら見ないふりをすればいいだけなのに、
みんなよくそんな疲れることをするものだといつも不思議に思う
酔うと攻撃的になる。
普段は温厚な人だけにギャップに驚くし、正直こちらはかなり
消耗する