『ショコラティエ』 読後抜粋

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 親の七光りで偉そうにしているアキラのすがたは、

 光博の目にとても醜悪に映った

 

 知識とか増えてくると親の矛盾に気づくことってあるよな

 

 自分の中に嫉妬という醜い感情があることを知るのが

 嫌だった

 

 そもそも、なにかを強く求めるという経験をしたことがなかった

 

 押しつけがましいところが一切ないんよね。

 それでいて、わかりやすく感動できるから

 

 母親に見えている世界と自分の見ている世界がおなじではないということに

 対して、いまだに割りきれない気持ちでいる

 

 自分で自分がわからない。愛がどんなものかを知りたかったのに、

 結局、あたしには本当にだれかを愛する気持ちなんて、手に

 入れることはできへんかった

 

 いろいろ屈折してるんやろうな、その人

 大学の教授にも理不尽に権力を振りかざしてくるおかしなひと

 おったから