『ブラックライダー』 読後抜粋
自分を好きになりたくて、あんたのことが好きなんだから
死を覚悟しない生き方なんか本当に生きているとは
言えないね
自分で自分のことを決めることができる ということが
生きていると言える
だれかにとっての希望は、ほかのだれかの絶望になりうる
不思議な暖かみがある
内なる獣の正しい使い道を知っている
まったき者がおらん世界で正しくあろうとすれば、
いずれそういう目に遭う
魂が正しければ、たとえ首を切り落とされても
だれにも汚されることはない
だれかがしなくてはならないけれど、だれもしたがらないことを
しようと思うのは、自分を好きになるため
復讐に燃えているあいだ、生きているとは言えない
生き甲斐は感じるかもしれないが、それは本当の問題を
先送りにしているだけ
三業相応
言うことと、やることと、心に思うことが
矛盾しない状態
暴力が悪いと思ったら、ぶっ殺されても殴り返すな
勇気を持ちたいなら、馬鹿にされても退く勇気を持て