『君の名前の横顔』 読後抜粋

君の名前の横顔

常識ってのは18歳までに身につけた偏見(アインシュタイン

 

本当は検証が必要なことを都合よくすっ飛ばして自分の

価値観を押し付ける怠慢を感じる

 

わからないことを覚えておいて、注意深く扱わないといけない

 

HSCの特徴

人混みが苦手、音に敏感、良心的、周りの人の気分に左右される

忘れ物や間違いをしないように過度に注意深い

一度にいろいろなことが起こると不快に感じる

察しが良い

 

フェアな姿勢ってのは、知性が生むものだと、おれは思っている

 

生まれたときから決まってるものより、あとから自分で選び取った

関係のほうが、意味があるんじゃないかな

 

名前を知っているというのは、その対象を認識する視点を持っている

ってことになる

 

彼の気持ちを、無遠慮に理解できるつもりでいた

その放漫な思い込みこそが想像力の欠落だとも知らないままで。

 

私たちは名前を知ることで、相手を理解する視点を手に入れる。

その視点から得たものを、名前という器の中に詰めていく

 

ひとりの人間の孤独な怒りが世界に反響して大勢の声になる