『おれの墓で踊れ』 読後抜粋
自分のことを、身の上話さへ死にそうに退屈な昏睡状態で
生きているやつの典型と見なすことに慣れっこになりすぎて
実際に普通と違うことが起きても気づきもしない
知識が力
書くことを通して、自身の正確な感情を知ろうと努めている
言葉にならない思いや感情も、言葉を使って何度も言い換え、
表現しようとする行為によって、次第に明確になり、言葉に
還元できるものとして、心の中に住居を見つけるようになる
読み、書き、考え続けること。
それこそが、どんな悲しみからも再生できる、唯一とは言わないまでも
有効な方法であること