『おれの墓で踊れ』 読後抜粋

B098SYY61N

 

自分のことを、身の上話さへ死にそうに退屈な昏睡状態で

生きているやつの典型と見なすことに慣れっこになりすぎて

実際に普通と違うことが起きても気づきもしない

 

知識が力

 

書くことを通して、自身の正確な感情を知ろうと努めている

 

言葉にならない思いや感情も、言葉を使って何度も言い換え、

表現しようとする行為によって、次第に明確になり、言葉に

還元できるものとして、心の中に住居を見つけるようになる

 

読み、書き、考え続けること。

それこそが、どんな悲しみからも再生できる、唯一とは言わないまでも

有効な方法であること