『オリーブ・北リッジ、ふたたび』 読後抜粋

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わたしたちの義務はわからないことは、わからないままに

受け止めて、心静かに耐えること

 

あのスザンヌは性根を腐らすことなく生きてきた。

ごまかさずに話ができるというのは、なみなみならぬ

資質である

そんな彼女の素直さを、たっぷり浴びせられたように

感じていた

長年の弁護士稼業でこびりついた穏やかならざる心の染みを

かなり除去してもらったような気がする