『寿町のひとびと』 読後抜粋

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精神の人ははけ口があれば落ち着くし、爆発しない

 

自分たちは無力であると認め、それを仲間と共有することが

なぜ依存症の回復につながっていくのだろうか

 

アルコール依存症というどうにもならないところまで

落ち込んでいるのに、それでもまだ体裁を取り繕うとして

自分に正直になり切れない人ではないかと思うのです

こだわりや怒り、いら立ちといった感情が軽くならないから

回復が難しいのです