『首都爆発』 読後抜粋
ネット上にあふれる日常生活の憤懣を参加者から引き出し
その原因がどこにあるのかと話を膨らませ、最後にそれを
日本の社会体制批判へとつなげる
すぐ過激な思想に走る者は、溶きに暴走し、社会から
排除されてしまう
その影響は個人だけに留まらない
人は共通項を持つ人間には好意を持ち、親しみを
覚える
人々は、自分の存在を認めてもらうことに飢えている
大浜が褒めた。
面映ゆい。
同時に、喜びと周りの目の嫉妬感に多少の恐怖を感じる
眩い光に隠された者ほど闇が深い
心にあるわだかまりって、聞いてもらうだけで、自分で
言葉にしてみるだけで、ずいぶん楽になるんです
眼中にない者に対して、人は、敵意も好意も抱かない
怒りを向ける相手と時を間違えるな
問題を他者の出来事にすり替え、まるでなかったことのように
脳内で置き換えられている
民衆は、自分たちの考えや気持ちが反映されていれば
その統治にも納得する
自分たちの主張のために、何者かを拉致監禁したり
傷つけたりすることをいとわない方法論は否定する
記憶を反芻する