読後抜粋
自分の非を認められない人間が、果たして優秀だと
言えるのだろうか
判断を下す側は、下される側よりもすべてにおいて
優秀だと錯覚しがちで、それが放漫さを生む要因にも
つながる
すべてに意味がある。
一側面から見たら無意味と思えるものでも、立場を
変えれば意味を持つ
笑顔を貼りつけることで、その裏に隠れたものを
見せまいとしているようにも見える
悪いと思っていない人間を責めるのは暖簾に腕押しだと
諦め
理解に苦しむ人間は、ただただ不気味
自分の知らないところで動かれるのは心地いいものではない
事実を隠し、嘘を吐いてまで依頼人の利益を追求しては
ならない
困惑は従順を生む
つかみどころのない状態が、苛立ちを増幅させた
周囲から注目されたいため
私は私の人生を歩みたかった