『検事霧島三郎』 読後抜粋

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 人間は何か困難にぶつかったら、まず最悪の事態を

仮定して、その対策をたてることだ

そうすれば、たいていの苦労はなんとかのりきれるもんだよ

 

正直は最良の策と言いますからね

 

たいへんな利口者でありながら、感覚なりものの考え方は

片輪のようにひん曲がっている

 

他人を苦しめ、いためつけて喜ぶ加虐性とともに、

自分が苦痛を受けて喜ぶ被虐性が、共存しているのではないか