『夢窓』 読後抜粋
無言は全感覚を研ぎ澄ます
静寂の美しさに恍惚とし、耽溺していたくなる
「痕跡のない生き方はするな」
過去に囚われず、未来を恐れず、いま意義のある
生き方をせよ
”同道唱和の人を得よ”
僧が修行に励み、学ぶのは、自ら楽しむのみならず
法の喜びを人に教え伝えるため
『円覚経経』と『大日経ー大毘廬遮那成仏神変加持経』
徳を以て治めることを王道といい、力で治めることを
覇道という
物の命を殺さず、人を見下げず、物を施し、
柔和であれ。これらを良き種として誰もが日々、
まき続け、育てながらも時に任せることのみが
しだいに業を転じていく
現在まいた良い種は、未来の糧となる
人を誹ることは戒めるべし
十善戒を守ることから始める
飾りごと、無益なことを言わない
中傷をしない
2枚舌を使わない
財に執着しない
邪なものの見方をしない
怨恨の怒りを持たない
在家にとっての基本的な行