2018-06-23 『墓頭』 読後 抜粋 自己憐憫がひどく独りよがり 未知のままにして遠ざけておかなくてはならない 領分がある。距離感を間違えれば、すべてがおしゃかに なるような対象があることを学ぶ 他人の視線は時に自分を映す鏡 大物然としたふるまいが鼻についた 行動はつねに表情を裏切ってきた 体温が下がってくるとすぐさま腕立て伏せをする 受難の運命のなかでも魂の高潔さを失わずに生きていた 動かなくなった心と体に働きかけ、想像力を鍛えつづけていた 想像力の不足ゆえに、いつかは身を滅ぼす