『二重拘束のアリア』 読後抜粋

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表立った非難をしても、それは自身に返ってくるだけだった

 

経験に裏打ちされた言葉は何者も寄せ付けないほど強い

 

断る勇気が必要

 

恐ろしいほどの笑顔

 

好奇心が刺激されているらしい。

恋愛感情とは別物

 

共感を得られない本物の個性というのは、いくつになっても

疎外の対象になるらしい

 

不条理さが許せないタイプの人間は、間違った意見を

正さなければ気が済まない

誤解されたままではいられない

 

世間体を気にするというより、それを第一に考える人たちを

尊重せざるを得ない生き方に疲れる

 

相手の弱みを握って支配する

 

ありのままの自分を受け入れてほしいという子どもじみた

人間

 

思いを伝えるのが下手なくせに執着心が人一倍強く、

しかも察することができないために嫌われるまで

暴走してしまう

 

自分の行動で、人がどう感じるかを想像する。

彼女はそれを訓練する必要があります

 

言葉の出し惜しみは後悔につながりますから

 

一度も目が合っていないんです

 

取り入ることができない人間を、徹底して回避する生き方を

している

 

支配できる人間がタイプ

 

病的な虚言癖のある女性で、支配して操れる人間をよりすぐっている

悪意をもって近づき、相手の善意を利用して常に何かを

企んでいる

 

ちよいちょいつかなくていいうそをつく

 

嗜虐的な性癖のひとつ

 

悪意がひと欠片もみえなかったものはいない

しかし彼女にそれを感じたことがあっただろうか

 

行動がちぐはぐすぎて、まるっきり予測がたてられん

いったいなんなんだ、あの女は

 

あの女にとっての刺激は、人を好きに操って破壊させる

こと

その道筋に喜びを感じる真正ののサディスト

 

ダブルバインドが怖い

(二つの違う矛盾した意味のメッセージを相手に命令することで、相手を混乱させ強いストレスを与えるといったコミュニケーションのことを指します。)

 

これほど理不尽で強烈な悪意はあっただろうか

 

知り合い同士を争わせることに喜びを感じる人間

 

人の死や苦しみを糧にするような生き方をしているなど

その澄んだ目から推し量ることはできない

 

今まで楽しんでいたんでしょう?

人が苦しむ姿は本当に滑稽ですから