『トンネル』 読後抜粋

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一人一人の労働者は明けても暮れても同じ作業をさせるように

したが、するとその労働者はついにまったく自動的に

ずっと迅速に、その作業ができるようになった

 

人は自分も同感の意見でなければ、読みたくもない、

金を払いたくないものである

 

真理真実を愛するあなたの心は、あらゆる尊敬を

受けるべきものです

 

部下の者からは好かれなかったが、すっかり敬服されていた

 

手塚治虫が「忘れられない本」として『朝日新聞』の書評欄に

載せている(1977.05.16)