『思い出す力』 読後抜粋

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ものごとは、インプットしただけでは単なる「情報」ですが

何度も思い出し、自分の生活の中で役立てることによって

「知恵」に変わる

 

細かく思い出し、悩む回路は、人生の方針が決まって

新しいことに挑戦しなくなると、あまり活動しなくなる

 

いろいろと思い悩んでいる状態は、若さやエネルギー

あふれる存在の象徴

 

外から押しつけられる文脈、固定観念に脳はとらわれやすい

 

他人に対して気にしていることは、自分に対して不安に

思っていること

 

思い出そうとしている今、海馬が使われている

 

記憶のメンテナンス

普段思い出さないことを意識的に思い出す

 

嫌な出来事は変えられる

嫌だった出来事をあえて思い出して、その意味を

新たに考えてみる

経験した当時は見えなかったことが見えてくる

 

マインドフルネスとは、自分が「今ここ」で感じていることを

「よい」「悪い」と判断をつけることなしに、全体的に

把握するように努めることをいう

 

不完全であれ、やりたかったことは全部やることが

楽しい人生を送る秘訣

 

思い出すことは、過去と今をつなげること

 

ど忘れは、記憶は残っているのだから、内容が出てくるまで

粘り、思い出せば、ど忘れはチャンスとなる

忘れることには問題がなくて、むしろ思い出す回路を

強めるチャンスになる

 

素直に楽しいことをやってみて、それが何になっていくのか

わからないまま続けていると、いつか自分の隠し味になっていることに

気づく

 

できなくなることによって、できることが生まれる

それを「可塑性」と呼ぶ

 

無意識は、現在の生活に無理があることを教え、あなたに

足りていないものを訴えている

 

創造性は記憶を材料に発揮される

 

創造性は、貯えてきたきた記憶と、それを使おうとする

意欲とのかけ算