『ファクトフルネス』
目の錯覚は脳で起きている
根拠のない恐怖を退治し、誰もがより生産的なことに
情熱を傾けられるようにしたい
訓練を積めば、事実に基づく世界の見方ができるようになる
勘違いに気づいてもらうには、その人の意見をデータと
照らし合わせてみればいい
「小さな進歩」の繰り返しが世界を変え、数々の奇跡を
起こしてきた
悲惨な過去について学ぶのは気が滅入るかもしれないが
真実を知るためには避けて通れない
ネガティブなニュースに気づくことーネガティブ本能
良い出来事はニュースになりにくい
「恐怖」と「危険」はまったく違う
怖ろしいと思うことは、リスクがあるように「見える」だけ
危険なことには確実にリスクがある
恐怖本能を抑えるには、リスクを正しく計算すること
リスク=危険度X頻度
最も貧しい場所では、すべてを完璧にこなすことはできません
何かを完璧にこなそうとすれば、もっと大事なほかのことが
おろそかになる
子どもの生存率が伸びている原因は「母親が読み書きできる」
という要因が、上昇率の約半分に貢献している
何かの重大さを勘違いしないために大切なのは、ひとつの
数字だけに注目しないこと
数字の比較は大事
行動しなければ何も変わらない。
そして、何を優先すべきかを決めるためには、それぞれの
選択肢の効率を、落ち着いて計算しないといけない
比較と割り算
この数字は1年前や10年前と比べたらどうなっているか
この数字は似たような国や地域のものと比べたらどうなっているか
過大視本能を抑えるには、比較と割り算をするといい
80・20ルールを使おう