『猿の悲しみ』 読後抜粋

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それでもどこか憎めない感じがあったのは、水沼が

内心に秘めていた潔癖さや正義感が理由だったのかもしれない

 

唯一の喜びは他人を支配して服従させること

 

金と権力で他者を支配し、服従させることで

快感を得る人間

 

他人を脅して賺してお金で横っ面はたいて、

相手を支配する

 

悪人に見えないから怖いのよ

 

人間の存在自体が発する悪徳の臭気のようなもの