『仮面の帝国守護者』 読後抜粋
拒絶して傷つけたことがつらかった
そんなふうに感じさせたのが自分だと思うと
たまらなかった
他人の苦痛を楽しいとは思わない
連中は殺すことを義務だと考えている
俺はそう考えるほどばかじゃない
「罪悪感には二種類あるの」
「重荷になるものと、目的を与えるものと。
罪悪感をあなたの原動力にして。
それで自分がどうありたいか思い出して。
あなたの魂をまわりに奪わせないで。」
みずからの魂を自分のものと呼べる自由
「恐怖が多すぎれば体がすくんでしまう」
「恐怖が足りなければ思い上がりになる」
恐怖は望ましいものでもありうる
おまえを生かしておいてくれる
だが、支配されるな