『アイリーンはもういない』

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彼らを助けようとするのは自殺行為

 

繰り言ばかりで、傲慢で、矛盾だらけ

 

父にわたしをいたぶる権利はない

 

父にわたしをみじめにさせる力があることを知られないように

することが重要

 

わたしの存在そのものが肯定された

 

”友人とは死体を隠す手伝いをしてくれる者である”

 

レベッカはわたしを萎縮させた

 

同情を感じなかった。

その点でのわたしの発達はひどく遅れていた

 

自分で弁護するのはさもしく思えた

 

絶望なしに魂が罪を悔いることはない

 

言葉と行動が矛盾していた

 

自身の意志を見せることが究極の裏切り

 

完全な自己卑下を見せないかぎり、父は

満足しなかった

 

結局、だれもが自分のしたことの報いを受ける

 

頑なに礼儀正しさを崩さない人間を信用してはいけない

 

父はわたしの気持ちやプライバシーを意に介さなかった

 

こんなにだれかを親しく感じたのははじめて。

共通点がいっぱい

 

心が浮足立っていると思考がどれほど変化するかといったら

 

すべてがあるべき場所にそろった家は、生きながら

入る墓

 

人前で着るものにはとても見えなかった

わたし相手ならそれでじゅうぶんだと思われているのだろうか

 

母はただ毎日少しづつ色あせていき、ついにすっかり

消えてしまった

 

罰は認めていないけれども、制裁は認めている

 

目の前で嘘をつかれて、こけにされた

 

わたしはこれまで家や職場で、従うしかないと人に

思いこませる話し方をずっと学んできた

この経験を通じて、たぐいまれな技術が身についたいた

 

”だれかが怒る”のがいや

 

結果を伴わない理想は甘やかされた子どもが見る

痛々しい夢