『エコイックーメモリ』を読んで

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私が今必要としているのは、

集中することのできる何か。

 

多くの他人と協調しながら消費することのできる

時間を、そもそも持ち合わせていない。

 

その人の言動には一々小さな棘が隠されていて

何か指示を出すことが苦痛に思える。

 

やっかいなことだ。

発見したものを理解できないとは

 

たぶん私は、あの男の自尊心を傷付けている。

 

全部がこちらの理解を超えていた。

 

 

自分の一貫性に自信が持てない

せめて職務上は矛盾なく努めたい

 

隠したい事情があるとしても、こちらを

騙そうとする様子は窺えなかった。

 

私はあいつらに恥をかかせなかった。

少なくとも表面的には

 

私達の世界は、結果で判断されます。

 

責任感が強すぎ、無口であった

そういう人間はどんな組織の中でも重宝される

言い方を変えれば、利用される。

 

感情に任せて動いては、きっと足元をすくわれる。

 

逆算した動機の前に存在したのは内部からの衝動

 

衝動と動機と犯行をむすぶ、何か

 

振舞いの不自然さ

 

 

必要のない融資を会社に押し込み、

事業に口出しをする・・・

で・・・

勝手に退職した社員は酷い目にあった

 

親しさを相手へ押し付けるための、

強引な演出にすぎない

 

奴の中にあるのは、馬鹿でかい自尊心だけだ

 

問題は、奴の趣味だよ。

女は人を責め、あるいは操ること以外に興味はない

一番重要な興味が人を殺めたい、という。

 

人間を制御したかった。

 

私は室内の落ち度を探すのを、やめた。

これ以上惨めな気持ちになりたくなかった