『セーヌ川の書店主』 読後抜粋

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人はときに涙をためていると、流さなかった涙に

沈んで溺れてしまいます

 

本に守られてこの先何千時間もの苦悩を免れる

こともできる

 

本は愛と強さと知で内面を補強して、内側から

あなたを守る

 

「読書は偏見を覆す」

「本を読むものは嘘をつかない。少なくとも読書中は」

 

自分で何も決められないことが、青年をひどく動揺させる

 

できる者は疎まれるだけで好かれない

 

彼らは見ることができるのにみなかった

 

直感的に決めることや不可能を可能とみなすことを

自分に禁じていた

しかしそれは、魂を不幸にしている一面にすぎない

 

女性は必要以上に罪の意識に駆られることが多い

 

幸福になるために、魂はときに泣かねばならないことを

理解するだろう

 

静寂にこそ本当の人生があると悟った

 

生き生きしたものを見て、目が癒される

 

彼となら、わたしは素のままでいられるから。

無条件でね

 

馬鹿なことをして初めて利口になれるんじゃいか

 

本を一冊読むごとに、より多くの世界、ものごと、人間を

自分の中に取り込むことになる

 

タンゴは真実を暴く薬だ。タンゴは自分が抱えるコンプレックスを

露わにする。同時に普段他人を不快にさせないよう隠している

強さも露呈する。

タンゴは、カップルが互いにどういう存在であるか、互いの声に

耳を傾けているかどうかも明らかにする。

自分のことしか考えない者はタンゴを嫌うことになるだろう。

 

リスクを冒さなければ生きられない

 

これまで知らなかった平安が訪れた

 

 

クセというのは虚栄心の強い危険な女神だ

支配に逆らうことを決して認めない。

別のことに挑戦しようという希望をも抹殺する

そうするのがクセになってしまうと、したいかどうかなど、

もう考えなくなる

 

愛されるのは、愛する者

 

たいていの人は何よりも愛されたいと思っている

そのために一生懸命になる

・・・それだけの情熱をもって一生懸命誰かを愛すれば

いいのに

 

わたしが持っていない者は必要としない人、

そんな人を呼び寄せたかった

 

自分を責めるのはやめた

 

痛みは体も頭も鈍化させる

忘れっぽくなり、論理的に考えることができなくなり、

パニックになる

そして痛みとパニックに呑みこまれ、自我は完全に

消滅する

 

『E・ケースㇳナーの人生処方箋』

苦しみや不快に効く薬

自信過剰、離婚後の感情、日常の鬱憤、秋の憂鬱に

効果あり

 

『白の闇』

過労に効く

本当に大切なものは何かを見つけ出すのに役立つ

人生の意味がわからなくなっている者は読むべし