『テーラー伊三郎』 読後抜粋
他人への干渉と噂話が日常的な娯楽になっている
気持ちの距離感が掴めないから、人付き合いの強弱に
しょっちゅう誤作動がおこる
ひとの顔色を見るな、人と比べるな、意見を飲み込むな
自分の人生は、自分以外のだれにもゆだねるな
口だけでなんのプライドもない
数値の正しさよりも見た目の正しさが重要
思考のほとんどが不平不満でできている
静けさの裏側にあった得体のしれない不穏の正体
たとえ酷評されてもプラスにすり替えられる強靭な
心の持ち主
はっきり自分の意見は言うけど、それを押しつけないし
人の言葉をないがしろのはしない
とっつきにくいけど一本筋の通った安心感がある
主導権を握れる喜びを噛みしめているよう
意に沿わない者への攻撃しか見たことがない
感情だけで先走るな
やり口は汚くて外道そのものだけど、一定の支持が
あるから強気