『ミレニアム2』 火と戯れる女 上

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その意思を尊重しないのは当の女性を尊重しないのと

同じことだ、というのが彼の考え

 

頭でわかっていることなど、感情的には

何の意味もなさなかった

 

察するということを知らない人間に腹が立つ

 

長らく味わっていなかった温かさが、突如として

胸を満たすのを感じた

 

いっしょにいたら自分が惨めになるだけ

 

自分の人生の舵を他人に奪われそうになる

 

彼女なりの倫理にしたがって、きわめて理性的に

行動する人