『体の痛みが消える生活』 まずはふだんと「逆の動作」を心がけなさい
*まずはふだんと「逆の動作」を意識する
いつも自分がどんな姿、動作をしているかに
意識を巡らせることです。
日常の中で「逆の動作」を始めると、脳の中に
新しい体の動かし方のパターンがつくられはじめます。
体は自ら癒す力を持っています。私たちにとって
大事なのは、そうした力を備えている自分の体に
対して、きちんとケアしてあげるということです。
自らの体に対し、責任をもつのは、ほかならない自分自身
この心理を頭に置いて自分で行動を選択できるようになると
人生のあらゆる局面が変わってきます。
ただ単純に年をとったからといって、体が弱くなったり
病気になったり、ケガをしやすくなるといったことも
なくなります。
*私たちは体にもっとも悪い姿勢で人生の大半を過ごしている
姿勢はすべての動作の基本であり、姿勢が悪ければ
どんなに努力しても正しい動作を行うことができないのです。
もっとも悪い姿勢が「前屈み」です
もうひとつ危険な姿勢が「座った状態」です。
これらをまとめて「屈曲」といいます。