キャベツの乳酸菌と酵素のお話し
そもそもキャベツに含まれる植物性乳酸菌は動物性乳酸菌より栄養環境が悪いところで生育しているため、生命力が強い。
酸やアルカリ、温度変化にも強いので、生きたまま腸まで届くというわけ。
植物性発酵食品である、ぬか漬けやキムチに備わる乳酸菌の生命力が
人間の腸内環境改善に期待されているのです。
特に、ぬか漬けは乳酸菌が豊富なぬかの部分を洗い流して食べるのに対して、キャベツの塩漬けやキムチはそのままエキス部分も食べる為、乳酸菌を更にたっぷり食べることができるのが魅力。
ついでに、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖を含む食品(大豆製品など)と
一緒に食べると、更に腸内のビフィズス菌を増やせるのでオススメです。
キャベツの塩漬け(ザワークラウト)はレシピが超簡単なのですぐ作れるし、保存しておいて朝のサラダ代わりにもいいと思う。
朝から乳酸菌パワー、なんかいい感じでしょ。
<塩漬けキャベツレシピ>
1.キャベツ1/4球を細切りにしてポリ袋に入れる
2.塩小匙1を入れてふわっとまぜあわせる
3.ポリ袋をぺったんこにして真空っぽくして密封
4.ボールに入れて、上から重しをして、室温で2日放置
レシピは超シンプル。注意点としては乳酸菌はキャベツの細胞内にいるので、なるべく細胞を壊して菌を外に出し、発酵しやすくするために細切りにしましょう
キャベツの強壮効果はニンニクに次ぐ第二位!!
キャベツに意外な効能 トンカツの付け合わせ、ロールキャベツ、野菜いため、漬物と、日本人の毎日の食生活に欠くことのできないキャベツ。このごくありふれた野菜が生活習慣病やがん、そして老化を防ぐ高い能力をもつことが、日米の最新研究でわかってきた。巻きのゆるい、若いキャベツほど体内の酸化を防ぐ効果が高いという。
その効き目は、がん治療に使う免疫療法(免疫力を高める医薬品)と同程度だった。