『テミスの剣』 中山七里 3

 

f:id:otama-0201:20160728075842j:plain

 

 

自分の正義に逆らえば、一生自分を責める

 

自分の正義を貫けば周囲との軋轢や現実からの

 

しっぺ返しもある

 

どちらを選んでも、それぞれの試練が待っている

 

 

単に感情を読まれるのが嫌なので表情を殺しているだけ

 

沈黙は消極的な肯定

 

 

新しい人に挑戦することは、自分と他人との違い

 

足らないもの、求められているものが自然に見えてくる

 

 

権力を信奉する者はやがて権力によって駆逐される

 

優秀な人間は厚遇されるが優秀すぎる人間は冷遇される

 

 

殴った人間はそのことを忘れても、殴られた人間は決して

 

忘れない。人間とはそういう生き物だ

 

 

元来人間の欲というものは肥大するようにできている

 

 大概のミスも時間が経てば水に流してしまう鷹揚さを

 

持っている人でも

 

自分の犯したミスをいつまで経っても認めないような

 

卑劣さは絶対に許してはくれない

 

 

保身と打算に彩られた卑怯者の顔