読後 抜粋

『黙秘』 読後抜粋

パニック障害とは 突然強い不安と恐怖の発作に襲われる病気 その他の症状 激しい胸の動悸、息苦しさ、発汗、手足の震え、吐き気、目眩などがあります 炭酸ガスやカフェインが発作を誘発することは確かめられていますし、ストレスが発作の引き金になっている…

『残心』読後抜粋

好きなものがあること、打ち込めるものが一つでもあることは、絶対に生きる力になる、わたしはそう信じてる 『生きる』ために必要なものを持ち続けるのは大事。 わたしは自分を曲げない。 まっすぐ生きたい。 残心 凜の弦音 作者:我孫子 武丸 光文社 Amazon

『ぼくらに嘘がひとつだけ』 読後抜粋

益体もない日常に削られていく心が、ある日、悲鳴を上げた 悔しいと思える間は、弱い自分に怒りを感じられる間は、強くなれる 敗北を誰かのせいにしないプライド 反省は必要だけど、後悔や落胆は役に立たない 努力の仕方が上手いだけの優等生 勝ち続けるより…

『駆ける2』 読後抜粋

他者を貶めることで自らは有能だと認識したがる達の悪い男 力を誇示することでしか己を保つことができない未熟な男 心底嬉しそうだった。 まるで子供のようにはしゃいでいる。 こうしたところが、人の心を掴んで離さないのだろう。 駆ける(2) 少年騎馬遊撃隊…

『炎上ではない俺』 読後抜粋

真意不明の情報に踊らされて誹謗中傷に手を貸せば、痛い目を見るのは自分自身 感情論を先行させてはならない 本当に強引なところがあるうえに、察しの悪い人で、周囲の人の気持ちを今一つ理解できないんですね。 こちらの負担をまるで顧みることができない。…

『あの図書館の彼女たち』 読後抜粋

逆境に慣れているの。 それで本当の自分になれるのよ。 「元気を出しなさい、拒否を受け入れてはだめ!」 わたしの選択を尊重してほしかった 読書療法 皮肉な言葉は、誰のこともすてきに見せない 人を不快にさせた不愉快な男 他者の物語を読むことで、私は自…

『ヨルガオ殺人事件 下』 読後抜粋

犯罪者というものは、つねに他人より自分のほうが頭が切れると 思っているものなのです めざすものを手に入れるためなら、警察も、法律も、社会の根幹さえも 手玉にとれる能力が自分にはある、と 犯罪者がより危険となるのは、自分の邪魔をすることは許され…

『ケルベロスの肖像』 読後抜粋

自己中心と呼ぶにはあまりにも幼すぎる突進力 アリアドネ 難問を解決する鍵を「アリアドネの糸」という インシデント 重要な事件、事故に発展する可能性を持つ出来事や事件のこと 過去に遡ってひとつだけやり直せるとしたら、何をしたいですか アタラクシア …

『二重らせんのスイッチ』 読後抜粋

興味のある勉強には、時間を忘れて没頭すること 人に物を話すとき、感情より論理を重視すること 考えるという行為が好きなこと 自分で設定した目標を達成したときに、人一倍喜びを覚えること 異なる経験についての異なる記憶が私たちを形作っている

『夏が破れる』

作業化していて、心が動くことはなく、すぐに飽きてしまう

『エクアドール』 読後抜粋

カタカシラ ja.wikipedia.org この旅で得たものの大きさを知るのは。十年後、あるいは二十年後のことになろう 王学(王陽明) 心即理 人間が理を失って悪をなすのは欲に惑わされるから 己の心がすでに理であると 己の心を見極めよ 知行合一(ちこうごういつ…

『その意図は見えなくて』 読後抜粋

同じ言葉でも、聞き手によって意味の重みが全く異なる 誰が言うか、誰が聞くか 『何者かになりたい』という感情は言い換えれば『何者かに見られたい』という 承認欲求でしかない 同意だけを求める会話が好きでない 自分はいたって平凡な一市民なんだな、って…

『人でなしの櫻』 読後抜粋

言い訳を続ける姿はやはり醜いとしか思えない それでも小綺麗に見えるのは日頃のたしなみのせい 肥大した自我の化物 平気で人を踏みつけ、壊し、食い荒らす 認知の歪みは恐ろしい 自分の置かれていた状況を客観視することは回復の手助けになる 愛情に見せか…

『廃墟の白墨』 読後抜粋

しっくりこない もっと言えば、お互いどこかなにかが癇に障る存在だった このままでは心がどん底まで貧しくなってしまう なにか綺麗で豊かなものに触れたい たとえ金はなくとも、豪華なものを忘れたくない 罪悪感をごまかすために、せっせっと白墨の喜ぶこと…

『エンドロール』 読後抜粋

大衆を惹きつけてやまないものは、人格そのものから発散されるエネルギーなのだ 精神をフラットに保つためのルーティンのような意味合いをも持っている 蹴るだけの、作るだけの、書くだけの楽しさを享受し続けることができたなら、 採点も、名声も必要ない …

『リリアンと燃える双子の終わらない夏』 読後抜粋 

恩恵を施しているのは自分たちのほうだ、みたいな態度、やめてくれないかな ときどき年齢よりも幼く思える 心身とともに栄養が足りてないところも、手に負えないところも含めて。 子供を育てるということは、もしかすると、自分がこの世でいちばん夢中に な…

『その午後、巨匠たちは』 読後抜粋

自分の欲しているものが自分でわかる人間 大切なのは身体中に血を巡らせるということ 覆られない罪と後悔を詳らかにする、神から与えられた知恵

『ヨルガオ殺人事件・上』 読後抜粋

実際に口にした言葉よりも言わずに呑みこんだ言葉のほうが深い傷となっていく

『毒吐姫と星の石』 読後抜粋

意志に反することを、術であれ薬であれ勝手に行えば、 相手の逆鱗に触れても仕方がない

『コロナ狂騒録』 読後抜粋

レイシスト 人種差別主義者 この世の中結果が全て 「無知、無理、無茶、無責任」 責任は感じるものではなく『取る』もの ネトウヨ ネット上で右翼的な言動を展開する人々のこと コロナウイルスの変異株 英国型 アルファ株 南アフリカ型 ベータ株 ブラジル型 …

『コーチ』 読後抜粋

変化を望んでいるが具体的な目標が定まっておらず、従って 何をしていいのかわからず、焦りだけがあるタイプ やる気があるのに面倒くさくてできない人を”ずくなし”という 相手に話させる。 聞き出すんですよ 答えは自分の中にある スタート地点はいつだって…

『海蝶』 読後抜粋

視野が誰よりも広く深いから人の気持ちに寄り添える 彼はわかりすぎるし、見えすぎてしまう。 だから頭がパンク状態になってしまう 記憶を捏造したり幻覚を見たりするまでに壊れた

『テウトの創薬』 読後抜粋

的外れな善意は悪意よりもたちが悪い 自分の凄腕に酔い、そういうやり方が時代に許容されなくなっている ことを理解していない 正しく恐れること、その上で入念に準備をして必勝の信念を持つこと このふたつは問題なく両立可能

『青春とシリアルキラー』 読後抜粋

自覚という状態は、生きるのに大切な要素 快楽主義イコール隠れて生きよ 安らかな状態を維持することが最上の快楽である(エピクロス) エピキュリアン 快楽主義を提唱した古代ギリシアの哲学者 やりたいことをやれている。 それって幸せ 脳の仕組みとして、…

『ポーラースターゲバラ覚醒』 読後抜粋

やりたいことをやりたいときにやれるのが、世の中で 一番の贅沢 歴史と地理に興味を持つ青年は、実り多い果実を手にできるのです 余裕は油断と慢心の仲良し 彼は、退屈しのぎに私の時間を食い散らかした 運命の分疑点は唐突に現れる 予兆は常に警告を発して…

『特捜投資家』 読後抜粋

愚かな連中とのつき合いは、イコール忍耐とストレスの連続 徹底して理詰めで攻める めげず、諦めず、動き続ければ道は開ける。 取材イコール執念 有馬はそう信じている 夢があるっていいよね ぼくまでエネルギーをもらえるから 人間ってのは自分より下のもの…

『六つの村を越えて髭をなびかせる者』 読後抜粋

言葉とは本来、気持ちを伝えるものだ 意味がわからずとも、発することで互いの 感情のありようがわかる 理不尽に、きりきりと胸が絞られる 優劣の軛(くびき)をつけることでしか、人は 安堵(あんど)を得られないのか 心が通えば、言葉もおのずとついてく…

『深夜0時の司書見習い』 読後抜粋

そう決めたのは誰だろう 誰の価値観で自分を見ているのだろう そっか・・・楽しんでいいんだ ワクワクしたりホロリとしたり。 必ず楽しんでもらえ コーディアル ハーブのシロップ漬け 比べちゃいけないよね。 『荘子』で学んだ大切なこと 不安は悪い願望、機…

『世界が青くなったら』読後抜粋

費やした時間が、ありふれたものを特別にする・・・ 自分に満足している人間は、それだけで強いパワーがある 色んな人の色んな好きの在り方が共存できる世界がいい 正しいことを選ぼうとするな、選んだものを正しくしていけ

『ななみの海』 読後抜粋

誰かを下に見ないと生きていけない馬鹿 人に勝とうとして、勝つために仕事をして、ずっと 苦しい人生になる気がした 心の中にあるものを、言葉にして、それがちゃんと 伝わった その実感が、ななみの心にあたたかい灯をともすようだった