読後 抜粋

『ミレニアム2』 火と戯れる女 上

その意思を尊重しないのは当の女性を尊重しないのと 同じことだ、というのが彼の考え 頭でわかっていることなど、感情的には 何の意味もなさなかった 察するということを知らない人間に腹が立つ 長らく味わっていなかった温かさが、突如として 胸を満たすの…

『ミレニアム1』 ドラゴンタトゥーの女 下

言っていいことと悪いことがある 人間誰しも、何かしら信じるものを持っていなくては いけない 知は力なり このうえない満足感を得られる 他人の生き方を攻撃するのは、その人を傷つける とても安易なやり方 きちんとした裏付けのある事実だけを伝える 難し…

『ソロ』

歪んだ満足感を覚えた 記憶は書物に合わせて変更され、多くのことが 忘れられていった こうして言葉にできるなんて、なんて嬉しいのかしら 今になっても 何かを『良く』行うということを知らない 美しいものは調和を生み出す 私はいつも物事の隠された意味を…

『ミレニアム1』ドラゴンタトゥーの女 上

善意とはいえ役に立たない ”どんな人間にも、成功の機会が与えられるべきだ" 能力はあるけれど、私たちにとってはプラス以上に マイナスだと思う 相手が意気軒昂なときには無視すること 常軌を逸している 相槌を打ったが、意見は言わなかった どこから見ても…

『灼夜』

恵まれて、楽しいことがいっぱいあると 子どもたちの心が育っていかない

『密閉都市のトリニティ』

打てば響くようなやりとりが心地よかった 欲望の苦痛から逃れる道はひとつしかない 自らのなかに無を実現すること 赤緑色覚障害の子どもは正常な目を持った子には 見えない文字が見えてしまう 自分の力を把握せんことには、生きていくの大変 圧倒的な喪失感…

『総理に告ぐ』

なりふりかまわぬ必死さこそが目の前の壁を ぶち破る、真のパワーとなることを知った 問いかければちゃんと考え、自分の言葉で丁寧に返す 愚痴もつまらない昔話もちゃんと聞いてくれる 頼んだことも可能な限りやってくれる。 その代わり、余計なことは一切し…

『ミレニアム5 下』復讐の炎を吐く女

人をかたちづくるおもな要因は、誰とも共有することの ない経験 中身のない無駄話には我慢がならず、騒音は さらに耐えがたい あのときのわたしは、そのことを受け入れたくなかった 説明というよりは弁明をしたがっているようだ ”人の目をのぞき込むことはで…

『滅びの鐘』 抜粋

人を貶め、偽り、 厚顔無恥なる二枚舌でたぶらかす 欺瞞と偽善と虚栄 熱中できるものが見つからず 鬱屈する 向かないことに努力をしても実を結ぶことは ないかもしれないが、それとて無駄ではない 経験に無はない 好きということは、つづけるべきだというし…

胸躍ることがない。 先が見えないから 隠し事は仕方ないけど、嘘はだめ テーマのない雑談は苦手 敗北は敗北と認め、そこから学ぶ気持ちが あるかどうか それがなければ人はもう 成長できない もっと成長したいという意欲のない者は 必要ない 正アクセス禁止…

心にしみる言葉 『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』

人を困らせようとした下手な試みは 真の意味で自分自身の屈辱へと変化した もし健康でいたいなら、この規則を守れ。 食欲のない時はたべるな、夕食は控えめに。 よく噛んで、食べようとするものは、 充分に調理して、シンプルな料理で。 薬を飲むものは、間…

心にしみる言葉

煎酒の作り方 酒に梅干しと鰹節を加えて煮詰める 苦い汁を飲まされても、それを塩梅ひとつで旨い汁に 変えて見せるだけの腕が欲しい。 そのうでを身につけるためには、もっともっと人の味を 知らなくてはならない。 そして生きている限りは決して腐らず、こ…

細胞から健康な体をつくる四つのポイント

体に負荷を与える環境や、食事、生活、ストレスなどと 戦いながら、ダメージを与えられても立ち直って 生き続ける力を体は備えている それを支えるのが、細胞の健康なのです 「逆の動作」で五種類 のひとつづつの変化を実行すれば どんな小さなことでも、そ…

心にしみる言葉 『冬雷』

誠実は使い方さへ間違えなければ役に立つ 一方的な信頼はただの甘えだ

心に沁みる言葉 『木足の猿』

諧謔的なものの言い方からしても、見た目より はるかに知性があるのかもしれない 理性に欠けた行動はいい結果を生みません 『凄腕』 憎悪と無念が充満している 臆病で虚勢を張っている分、キレると見境がない 点を結べば線となり、線を並べれば面となり、膨…

心にしみる言葉  『断層の森で見る夢は』

天使の顔をした悪魔みたいになるだろう だが皆のために尽くすうちに、好かれるだろうし 必要とされるに違いない それがこいつの心を癒すだろう 植物を尊敬するのは、自給自足しているから 空気読めないのは、脳の上側頭部が未発達だからだ 睡眠と適度な刺激…

心にしみる言葉 『ユダヤ人を救った動物園』

相手の視点でものを見て、感覚を同調させながら 愛情のこもった好奇心を持って、世話をする 感覚を同調させることが、向こうを安心させる 志気をくじき。体を弱らせ、屈辱を与えて、抵抗する 気力をそぐーそんなナチのもくろみに敵う環境 人種差別撤廃の活動…

心にしみる言葉 『ウールフ、黒い湖』

新たな感情になんらかの形に折り合いをつけようとした 抑圧された気分の者たちは、時おり、突発的にいたずらを したり無理に猥談をしたりして鬱憤を晴らした 上品と下品、粋と無粋との違いを区別することのできる 力、生きた知恵。いうなれば、内面の躾、ま…

心にしみる言葉 『月桃夜』

誰かと話している、言葉を交わしている、という 実感がする 他人の碁に口出しするような輩は、首を切って そこに乗せてしまえ 要するにそのくらいの覚悟を持て、といったところ わきまえて振る舞えば、山の神様は守ってくれる。だが、ひとたび 勝手を通せば…

心にしみる言葉 『スティール・キッス』

紙やディスプレイに記録するのは、単に理解することを 超えて、自分のものにする行為でもある 心を慰めてくれるものが必要 ”正直に明かさない"のは嘘と同じだ 胸を張って受け入れることは、あきらめるのとは違う 誇大妄想、おそらくは境界性パーソナリティ障…

心にしみる言葉 『湖の男』 ヨーロッパミステリー大賞、バリー賞受賞

あいつに夜中でもおれの家まで電話してもいいと思わせたくないんだ 恐怖の臭い 彼の言葉を聞いて、ああ、もっともだ、ああ、そのとおりと 言って慰める人 何を求めているのか理解できなかった あの人にわたしのことを決めさせはない。絶対に 自分のことをど…

心にしみる言葉心 『オープンシティ』 1

だから私は自分を聴き手にすると同時に別のものになり切って 音読したのだった 話を聴く技術を、省かれた事柄からひとつの物語を辿る 力を教授から学んだ 黄昏の散歩は。私の欲求を満たしてくれた。 決めごとが多く精神を締めつける職場から解き放ってくれた…

心にしみる言葉心 『アンチェルの蝶』

恐ろしく論理的で、曖昧を嫌った 父が吐き出す言葉はあまりにも卑しく、身勝手で あさましく、情けなかった どんなに辛くとも、ほんの少しの言葉さえあれば やっていける こんな子細なことにすがりついてまで、なぐさめられたいのだ なぜうまくいかなくなっ…

心にしみる言葉 『刺青の殺人者』

犯行の理由さへ判明すれば、頭の中のカオスを整理し 人生に秩序を取り戻せるだろう 意識することで、気持ちが整理できる 自分の思いどおりにならなくて、不安なのだ

心にしみる言葉心  『レヴェナント』蘇えりし者

他人を癒すためというより、自分を癒すためー ではないのか? ずっと求めていたものが、いまや自分のものになった そして、それは自分には背負いきれないものだった 自分の嘘ーというとてつもない重荷をあがなわなければならなかった 自分の不安を懸命に理解…

心にしみる言葉心に 『捨て猫に拾われた男』

『捨て猫に拾われた男』 他者承認による自己肯定感 目の前にあることを、全力で楽しもうと思っている。 相手を理解しようとすることで、相手も心を開いてくれるようになる。 深いつながりを持っている人の存在は何事にも代えがたい 安心感を生み、いつでも帰…

心にしみる言葉心に 『居酒屋 ふじ』

自分の小ささにゾッとした 自らを輝かせようとする意志がある。 良心の呵責がなければ、罪を重ね続け、漆黒の闇へと 深みを辿り、立ち止まって自分を省みるものは 胸に手をあて後悔を糧に生きていく。 ヒマでやることがなくても、自分はまだマシだって 思わ…

心にしみる言葉 『オブリヴィオン』

激情に駆られても、正義、公正を保とうと 努力する。 他人に興味を持たれないことだけで、侮辱されたと 感じ傷つく人間が存在する。 憎悪の対象となる。 真の赦しとは忘れ去られること。 祟りは人間の欲を餌にする。 言葉にはそれだけでパワーがある。 お経…

心にしみる言葉 『悪意の糸』

暴力を振るうのは恐怖を認めたくないからだ 人格に障害のある人を、追い詰めたり、怖がらせたり、 引け目を感じさせたりすると危険 誰もが持っている人間の弱さに苛まれているんですよ ーー嫉妬心にね 私なら女性に頼られて優越感を味わう必要はない。 そん…

心にしみる言葉

一人じゃ笑えない 不潔な話 人間と場所の相性、適材適所の話 会話のすれ違い 推測が過ぎると自覚し、次はなぜそう思うのかを 考える リスク意識よりも、自己顕示欲が上回った 快楽を暴力そのものから得ている 黙秘というのは何かを隠しているということ 知ら…