読後 抜粋

『冷たい檻』 読後抜粋

嫌いなもの、くだらない理由で読書の邪魔をされること くだらない野郎に自分の時間を奪われること 身に覚えのないことで、ねちねちと責められること 慇懃無礼を絵に描いたような態度は、不快 そういう口のきき方が、結局自分に跳ね返ってくる 人間の中には自…

『厳寒の町』 読後抜粋

偏見は自信のない人、家庭での躾のよくない人、自分自身が 悪環境にいる人によくある態度だと思います なにが起きたのかさっぱりわからず、ただ狼狽するばかり おれは人と人を比べない 口出ししてきたのは彼の間違いだった 自分がこうだと思っていることと事…

『密室を開ける手』 読後抜粋

母を通してしか父を見ておらず、いまだに母の見せたかった 父しか知らない 人間の尊厳を無視し、踏みにじって顧みないそんな世界で 生きたくない どこに行きつくのかわからない話ほど、苛立たしいものはない 完全にコントロールしながら、小まめに自立の芽を…

『流浪の月』 読後抜粋

意味をわからず、わたしはルールに従いはじめている 無限に続いていく日々から、少しでも痛みを取り除くために どうして笑っているのかよくわからなかった。 口にできないことがどんどん溜まっていく みっともないもと言われた 欲望をセーブできないことが …

『骸の鍵』 読後抜粋

責任を負いたくないのなら、私の言うことだけ 聞いていればいい。 その方が君も楽だと思う しかしロックスミスの思考回路は、我々が想像する ようなものではなかった

『105歳、死ねないのも困るのよ』 読後抜粋

歳と折れ合って、面白がる精神を持つ 歳を重ねることを醜いものとして捨てるのではなく 自負を持つこと、自分を高く評価すること 自分を肯定して、幸せを得る 生と死をあきらめれば、不平はなくなり、 平和な心を得る 禅宗の協議の根本 あきらめるとは、やめ…

『金庫番の娘』 読後抜粋

苛烈な派閥抗争・・・・・ 優秀な人材が潰れて困るのは、組織なのに。 どちらも派閥争いの先に何を求めているのだろう 本当に大事な問題の答えは、自分であがき、もがき、 手に入れるしかない モラルや少数派に配慮のない多数決なんて、 ただの暴力でしょう …

『楽園の真下』 読後抜粋

マテ茶、血中から疲労物質を減少させる 冷え性にも効果的 見ていたのに脳みそが認識できなかった どうしょうもない身勝手さを自覚しておこうとは 思っている

『月下の犯罪』 読後抜粋

ある人がその人たる所以は、彼が何を持っているかではなく 彼が何を大切に思っているか、にある 過去に何が起こったかを語り続けることでしか、 それに決着をつけることはできない 彼の苦痛の叫びにも、彼の死にも心を動かされなかった 誰もが自分自身のこと…

『太閤の能楽師』 読後抜粋

”真似ぶ”能力の高さ 不安や不満を口にせず耐える、ということが苦手らしい 役者や舞手にとって、どんな理由があれ、目の前の 客の気を引き寄せられぬほど、屈辱的なことはない 己の油断、不始末の招いた災いの因を、他所へ求める 身愛の甘えた物言いは、安照…

『肖像彫刻家』 読後抜粋

それまでの低姿勢は、厚かましく執拗なものに 変わっている 人には親子孫の縦糸以上に強い同世代のつながりがある 同じ時代を生き、同じ風に身をさらして耐えてきた。 血の繋がりでは越えられない時間と文化の壁が 世代間にはある

『ラッシュライフ』 読後抜粋

今日の私の一日が、別の人の一日に繫がる 優しいということは、『人の憂いが分かる』って意味 鬱々とした毎日が、知らず知らずのうちに気軽な刺激を 求めていたのだろう。 無責任でお手軽な気分転換が必要だった テレビばかり観ることに慣れて、思考停止だ …

『ケイトが恐れるすべて』 読後抜粋

ひどい負けず嫌いでね、一緒にやってても、もう 楽しいとは言えないんだ 過補償ー心理学用語 自分の劣等感を補償し、優越感情を充足するために 攻撃的・権威的行為に走ること

『零號琴』 読後抜粋

明快にどこと指摘できない違和感を感じつつ 己の毒でのたうち回り続けた えんえんと繰り返すことが大事だ。 動作から枝葉末節が除かれ、つなぎめがなめらかになり コンパクトに凝集していく 自身が考えるよりはるかに深く彼らの心理に恐怖を 埋め込んでいた …

『本性』 読後抜粋

失敗するのは仕方がないとしても、それを何の躊躇もなく 客に出せる神経が信じられない 人間は外見に見合った中身に変わっていく ふだんは人当たりがいいのだが、思い通りにいかないと いわゆる「キレ」た状態に豹変する 責任感がなく、人任せにするところが…

『見当たり捜査官』 読後抜粋

何が気に入らなくて絡んでくるのかわからない 体調不良の原因は、他人と口をきかない日が長く続いた ことにもあったのだと気づかされた おのれの才能を発揮できる仕事に就けなければ、本人に とっても世の中にとっても非常に不幸なのだ 大胆さが、容疑者の知…

『問題があります』 読後抜粋

漱石に深く心打たれるにはそれ相応の人生というものが 必要なのである 子どもは仲間の資質を天啓のように峻別する 大切なことが互いに違う この1冊 『ゾマーさんのこと』 おすすめ5冊 『人間臨終図鑑』ー有名人死に方図鑑 『盆栽老人とその周辺』 人は誰でも…

『ふたりぐらし』 読後抜粋

思い煩う時間があったら、もっと自分の喜べる方向へ 頭を使いなさい 実りが多いはずの若い時間をひとを恨んだり責めたりして 過ごしてはいけない 気遣いの方向をまちがわないひと 親切の裏側に健康不安があることには、本人も うまく気づけない

『藻屑蟹』 読後抜粋

俺を十分に不愉快にさせる、上から目線の口調だった 嫌いという言葉を、大の大人が使うのはよくない。 せめて苦手というべきだな 他人の話をちゃんと聞ける人間 人を殺してしまったストレスが、消化できない 溜めこんでいるストレスが、きみを自由にしてくれ…

『IQ』 読後抜粋

良心から逃げたり、いろんな悪事を犯しても短絡的に チャラにできると思っているところに、一番腹が立つ ひっかき回そうとするやつをあいてにするときには いちいち付き合わない代わりに、折れてもいけない いじめが知恵や親切心と同じ素敵なことだとでもい…

『そしてミランダを殺す』 読後抜粋

他者に求められるとき誰もが感じるぬくもりと 安らぎを感じた 彼となら本来の自分でいられる

『沼の王の娘』 読後抜粋

まったく共通点のない人たちが興味が持っているものに 興味があるふりをする苦痛 沈思黙考する時間 死なない程度のつらさは人を強くする 「おまえがそうさせたんだ」 ナルシストらしい言い草 なにが起きても、悪いのはつねにほかの 誰かなのだ 自身の願望と…

『I Q 2』 読後抜粋

いらだちを隠した、恩着せがましい笑み もっと楽しくて実り多い話題について語り合えるかも それだけの時間とカネが無駄だったかと思うと、 気が滅入る 私の努力が無駄だった 集団思考に従っていたが、それは生き残るためだった 行き詰まり、進む道がないよ…

『パピヨン』上・下 読後抜粋

『汝みずからを助けよ、さらば汝を助けん』 たとえ当然だと信じても、他人に仇をなすために生きてはならぬ 人間の裁きによって下された罰に耐えて、自分を高める 機会を持ち得なかった おれたちの気持ちもきいてくれてありがとうよ 完全な孤絶状態がつくり出…

『真実の檻』 読後抜粋

あなたが信じる正しさは、別の誰かにとって 間違いだったりするもの 往々にして、正しさとは危険なものです 自分が正しいとしんじていれば、その正しさのためには どんな手段も許されると思うようになり、必ず 逸脱するから 間違いがあったらなら正さねばな…

『絶海ジェイル』 読後抜粋

手続き的正義の無いところに自由はない 自分が美しいと思うことを、大切にしたい 真実が持つかがやきにおまえが耐えられるかどうかということ 無駄玉がひとつも無い すべてより上位の目的に必ず奉仕している こんな台詞の使用はそれ自体、自分への死刑執行書…

『蟻の棲み家』 読後抜粋

相手が自分と同じようにクズでないと気に入らないのが クズな人間の特徴なんだと気がついた 守らないといけない建前 安易な区分けは不当に誰かを貶める危険がある 理屈がいえず、計算もろくにできず、人にきちんと対面して 向き合われたことがなく、その意思…

『ストーカーとの700日戦争』 読後抜粋

ギャップの激しいのが、実に嫌な感じがする まったく悪いことをしたという自覚がない。 それで怒りだけを滾らせてしまっている 自分が優位に立っていないと気が済まない そのこだわりの異常性 怒りだすと絶対に引かない なぜ私が、守ってもらえる人たちから…

『クラウドナイン』 読後抜粋

やらずに終わるよりも挑戦を選ぶ クレームや不満から、状況を俯瞰できる 必要とされるは満足に比例する 無理はエキセントリックを生む より強い刺激を求めるのは、中毒的傾向

『嘘をつく器』 読後抜粋

全部思い通りに行くと思ったら大間違いで、・・・ 大事なんは、じゃあ次どうしようって考える柔軟さ 認められたい欲求が他の何よりも強いから、・・・ その裏側にあるのは壮絶な自己否定 媚びない厳しさを漂わせていて、対面して 緊張した 変化の美、移ろい…