読後 抜粋

心にしみる言葉 『湖の男』 ヨーロッパミステリー大賞、バリー賞受賞

あいつに夜中でもおれの家まで電話してもいいと思わせたくないんだ 恐怖の臭い 彼の言葉を聞いて、ああ、もっともだ、ああ、そのとおりと 言って慰める人 何を求めているのか理解できなかった あの人にわたしのことを決めさせはない。絶対に 自分のことをど…

心にしみる言葉心 『オープンシティ』 1

だから私は自分を聴き手にすると同時に別のものになり切って 音読したのだった 話を聴く技術を、省かれた事柄からひとつの物語を辿る 力を教授から学んだ 黄昏の散歩は。私の欲求を満たしてくれた。 決めごとが多く精神を締めつける職場から解き放ってくれた…

心にしみる言葉心 『アンチェルの蝶』

恐ろしく論理的で、曖昧を嫌った 父が吐き出す言葉はあまりにも卑しく、身勝手で あさましく、情けなかった どんなに辛くとも、ほんの少しの言葉さえあれば やっていける こんな子細なことにすがりついてまで、なぐさめられたいのだ なぜうまくいかなくなっ…

心にしみる言葉 『刺青の殺人者』

犯行の理由さへ判明すれば、頭の中のカオスを整理し 人生に秩序を取り戻せるだろう 意識することで、気持ちが整理できる 自分の思いどおりにならなくて、不安なのだ

心にしみる言葉心  『レヴェナント』蘇えりし者

他人を癒すためというより、自分を癒すためー ではないのか? ずっと求めていたものが、いまや自分のものになった そして、それは自分には背負いきれないものだった 自分の嘘ーというとてつもない重荷をあがなわなければならなかった 自分の不安を懸命に理解…

心にしみる言葉心に 『捨て猫に拾われた男』

『捨て猫に拾われた男』 他者承認による自己肯定感 目の前にあることを、全力で楽しもうと思っている。 相手を理解しようとすることで、相手も心を開いてくれるようになる。 深いつながりを持っている人の存在は何事にも代えがたい 安心感を生み、いつでも帰…

心にしみる言葉心に 『居酒屋 ふじ』

自分の小ささにゾッとした 自らを輝かせようとする意志がある。 良心の呵責がなければ、罪を重ね続け、漆黒の闇へと 深みを辿り、立ち止まって自分を省みるものは 胸に手をあて後悔を糧に生きていく。 ヒマでやることがなくても、自分はまだマシだって 思わ…

心にしみる言葉 『オブリヴィオン』

激情に駆られても、正義、公正を保とうと 努力する。 他人に興味を持たれないことだけで、侮辱されたと 感じ傷つく人間が存在する。 憎悪の対象となる。 真の赦しとは忘れ去られること。 祟りは人間の欲を餌にする。 言葉にはそれだけでパワーがある。 お経…

心にしみる言葉 『悪意の糸』

暴力を振るうのは恐怖を認めたくないからだ 人格に障害のある人を、追い詰めたり、怖がらせたり、 引け目を感じさせたりすると危険 誰もが持っている人間の弱さに苛まれているんですよ ーー嫉妬心にね 私なら女性に頼られて優越感を味わう必要はない。 そん…

心にしみる言葉

一人じゃ笑えない 不潔な話 人間と場所の相性、適材適所の話 会話のすれ違い 推測が過ぎると自覚し、次はなぜそう思うのかを 考える リスク意識よりも、自己顕示欲が上回った 快楽を暴力そのものから得ている 黙秘というのは何かを隠しているということ 知ら…

心にしみる言葉

欲求不満のはけ口にしか過ぎない 勉強ができることと、地頭の良さは関係がない 明らかに毒を含む音色 無意識のうちにレールに沿った生き方をする人間は 往々にして本人の肝心な中身は、空っぽであることが 多い。 ずっと昔から、自分へ根本的な問いかけを拒…

心に沁みる言葉

頭がいかれているからこそ、リスクを 度外視できるのかもしれない。 脳内エコー現象 脳みそに負担がかかりすぎたときなどに の一節がくりかえし流れてしまうようなもの 自分を好いてくれ、敬意を払ってくれる人々 精神がいかれた人間は、自分の本性をまわり…

心に沁みる言葉

友達がいないとだめだとは思っていない 本当は孤独なのだ。そしてその孤独にこそ 居心地の良さを感じている 思慮があさい人間ほど極端で、恐ろしい どれほど自分を誤魔化してきただろうか。 ただ、同調圧力から逃れることができなかっただけだ あまり人に必…

心に沁みる言葉

いくつも傷をこしらえ、前に進むことで大人になれる 当事者意識を失っている。 この状況をどう乗り切るか、まともに考えられない。 幹部の器じゃない 『優しい街』

心にしみる言葉

やるべきことがないときに、孤独はもっとも こたえる。 銃を突きつけられても平然としている境地に 達するのは、なにか大きな危機をひとつ経験したか 小さな危機をいくつも経験したかのどちらかだ。 自己評価が高くていいわね 世界が少しだけ明瞭になって、…

心に沁みる言葉

自分が何を考えているかを話し、わたしが考えていることを どう思うかを話しなさい だからこそパートナーがいるのよ。 愚痴をこぼせるように。 あなたが部屋を探しているのは部屋が必要だからではないでしょう あなたが部屋を探しているのは部屋がほしいから…

心にしみる言葉

隔絶されることで人の心がどう蝕まれるのかも知っていたが エルセはイェンスに黙ってコンテナを予約したことが 心苦しかった。それが暴力的なまでの干渉であると 知っていたからだ。 ロアルはその宝を憎んでしまう自分を憎んだ。 何が起きたのか全然わからな…

心に沁みる言葉

たいていの人は自分の考えを認めてほしいだけだ。 結婚かプライドか、どちらかを選ぶしかないの。 口調に毒気が含まれていた。 過激な暴力を振るうことが問題解決の手段として 許されると考えた時点で、その人間は文明人と評価される権利を 失う危機にあると…

心にしみる言葉

どんな人にもできることとできないことがある。 それを混同すると、問題は解決から遠ざかっていく。 自分ならどうするか? どうしたいのか? 今、なにをしたくて、それに必要なのはなにか、 どうすればいいのかを 再び立ち上がってやり続ける。 もしかすると…

心に沁みる言葉 

自分の意志に忠実に生きてきた誇り ウルバッハ・ビーテ病 先天的な染色体異常 偏桃体が変性していて恐怖を感じる回路がない 恐怖の学習がされない 共感が難しいんだな、場違いな言動、表情、思考が 人を不安にさせるし、近寄らない方がいい人間に分類される…

心にしみる言葉

あらゆる可能性を潰してしまう自嘲的な笑いであり 女のこういう笑いが彼女は大嫌いだった。 昔から男たちは、こうやって彼女を侮りながら 彼女が重要だと主張するものを矮小化してきた。 従順な女に戻ってにっこり笑い、内心の熱い思いを隠して 人びとに迎合…

心に沁みる言葉

前頭葉前部の損傷はしばしば感情の喪失を引き起こす。 すると外部の刺激に無関心になる。近親者が死んでも 苦痛も関心も呼び起こさない。この自己抑制を非人間化の 兆候と解釈すべきだろうか? 夢遊病の発作は、心の深層に潜む恐怖を描出しようとしている。 …

心に沁みる言葉

人は生まれ持った性分を死ぬまで背負っていくらしい なににつけ他人の意見で自分を肯定したいのが 彼らの言う「道」なのだとすれば、群れなくては なにも解決できない 他人にそこそこの感情表現を求めてしまうのは、 こちらの心が弱いのと、やはりどこかで理…

心に沁みる言葉

学習機能をプログラムしただけで どういう行動を取れとかいうことは 教えていない。 欲求に従って動き、思考錯誤して 学習していくことで、どんどん賢くなるのですが その方向性はやってみないことにはわからない 仲良しになるためにこちらの表情や行動を 読…

こころに染みる言葉

八つの動機 嫉妬 復讐 金目当て 欲望 スリル 追放(宗教、政治、暴走族の仲間内で) 狂信(名誉や恥辱が動機となる) 別の犯罪を揉み消すために犯す殺人 『猟犬』 人は恐怖の中で生きることはできない ただひとつ不都合なことがあるとすれば、その際に 悪を…

心にしみる言葉

偽善と自己顕示欲が見え隠れして 作品において、善意と幸福をアピールしなくては ならないという、創作過程の捻じれ 感情が先走って優先順位の判断がつかない 見返りなんか要らない。そんなの恰好悪いだろう いつのまにか下の名前で呼ばれている。 こうした…

『 他人を傷つけても平気な人たち』 サイコパシーはあなたのすぐ近くにいる

サイコパシ-傾向の高い人は集中力が高い 犯罪は犯罪者自身にも爪痕を残す 心の問題には大きくふたつに分かれるという研究があります 「背景に不安があるもの」「衝動を抑えられないことを特徴とするもの」 サイコパシー傾向の高い人が不安の低いことは昔か…

『他人を傷つけても平気な人たち』

表面的な好意というところが、自分を見せつけることを 好む自己愛パーソナリティの人らしい 自分がこれから餌食にしようとする相手には 親切に振る舞うことができる 扁桃核の障害が、アイコンタクトの不足や サイコパシーにつながる共通の原因だと考えられる…

『楽園の世捨て人』を読んで

人によって嘘というのはなぜ呼吸の1部のように簡単極まる 方法なのに、そうでない人には辛すぎ、それならいっそ遠くに 旅だったり、あらゆるものを犠牲にする方がましだと思うのだろう 自分の時間を無駄遣いされないのを好む 自分の事しか考えない、魂のない…

『スパイの血脈』

技量のある男だが、慢心が過ぎた 不幸なのは自尊心が低いせい 共感は精神病質者にはない特性 スパイとしての適性ー外見の魅力、見せかけだけの威厳 衝動的な性格、必要とあらば寄生虫のように人に取り入る 能力ーは、精神病質者の特性でもある