読後 抜粋

『ハイブリッドセオリー』 読後抜粋

気持ちの悪さの根源はこの矛盾だ 取りつくろった数字や情報は違和感となって表れる 人は自分にとって都合にいい結果が期待できる要素を 優先して取り入れようとする思考を持っている 認めたくなかったが、認めることで本来追うべき道筋が 見えてくるような気…

『七夕の雨闇』 読後抜粋

思考を繊細に保つ 知らなかった、ということは大した問題ではありません こうして知ればすむことですから 謙遜は虚勢を張るのと同じくらい、真実から かけ離れた行為 この世には毒でない物質は存在しない 聞いた人間がどう考えたか どうして誰もがうるさく絡…

『魔女の封印』 読後抜粋

なぜわからないのか、その理由を知りたい 人を傷つけて快感を得たがるほど、あなたは自身のない 人ではない。むしろ他人にはあまり興味をもたない方でしょう 自分の人生を否定していない。楽しもうとしている 優しい口をきいていたら、ナメるか利用すること…

『ガバナンスの死角』 読後抜粋

バカバカしくってフォローの仕方がわからないが、 本人はいたって真顔 ”思考型” 筋が通らないと進みたがらない ”芸人型” 自分の話をしたがる、本題から逸れる 感覚で行動する。”思索型”と対極にあたり、 野放しにすると面倒なタイプ ストレスを受けた際に攻…

『エクスプロード』 読後抜粋

その空気を意に介さず 『退屈と無関心が人を殺す』 準備が平常心を支え、速度が闘争心を煽り、互いを 補完し合って体内で高速回転する 状況を説明するつもりであったが、今、それを理解するだけの 思考力が残っているとは思えない 無理に飛び出そうとすれば…

『黄土の疾風』 読後抜粋

料理は心で作るもの 人は心が動かされないと、行動には移さない 自分の言葉は他者には伝わらないという『痛い事実』を 認識することから始めるもの 『代表的日本人』 内村鑑三 まことに救済する秘訣は、金銭的援助を断つこと 貪欲と怠け癖を引き起こし、争い…

『ムシエ 小さな英雄の物語』 読後抜粋

自分が与えたものを倍にして返してもらっている気がした 憎しみを前にして 沈黙に勝るものはなし 友達は急に仲違いするわけでなく、 それぞれの人生が異なる方向へ進んでいくために その相反する力が、友情を壊す 夜に出歩くための友には不自由しなくても 何…

『眩(くらら)』 読後抜粋

「これが家業だ 限りある時でいかに描くか、その肚が 括れねぇんなら素人に戻れ」 「たとえ三流の玄人でも、一流の素人に勝る なぜだかわかるか。 こうして恥をしのぶからだ。 己が満足できねぇもんでも、歯ぁ喰いしばって 世間の目にさらす。」 あんたのそ…

『心に雹の降りしきる』 読後抜粋

なぜこの女はこんなに善良で優しいのだ、と 胸の中でそれが何か呪わしいことのように吐いた 望むと、知らず知らずのうちに女を束縛し 嫌われるような人間になってしまうらしい 人当たりのいい不動産屋の面影はもうどこにもなく 同じ顔をした他人といったほう…

『恐怖を知らない人たち』 読後抜粋

サイコパシーとは、他人を思いやることができない 人格障害のことである 不満やおびえを感じたり、挑発されたりした状態に対する 怒りに満ちた、性急で衝動的な攻撃は、反応的攻撃と 呼ばれる 冷徹な目標指向の攻撃、つまり積極的攻撃 相手の苦しみをおもん…

『セーヌ川の書店主』 読後抜粋

人はときに涙をためていると、流さなかった涙に 沈んで溺れてしまいます 本に守られてこの先何千時間もの苦悩を免れる こともできる 本は愛と強さと知で内面を補強して、内側から あなたを守る 「読書は偏見を覆す」 「本を読むものは嘘をつかない。少なくと…

『地獄の犬たち』 読後抜粋

陽気で無邪気で、殺人に対する抵抗感がまるでない。 彼が抱え持つ闇に呑みこまれそうになる。 老人たちの一方的なおしゃべりに気力を吸い取られ、 退屈かつハードワークの日常に幻滅しかけた。 人間を破壊するにあたって、何の罪悪感や痛みも覚えない のが室…

『歪んだ波紋』 読後抜粋

ともに虚偽なら、完全に倫理観が崩壊している 理解が追いつかない 虚報は明確な悪意がそこに介在する 消費者金融なんで、家族に支払い義務はないんです 情報を得ることは捨てることから始まる 優しいというより、正しい 報じないこともまた、誤報 虚偽が発覚…

『冷たい檻』 読後抜粋

相手側のスキャンダルをでっちあげてでも貶めたり 『何が起きたのか』がわかっても、『どうして起きたのか』が わからなければ、解決にはならない ほかに行き場のない人たちを集めて、適当な嘘をついて 臨床実験の被験者にした 全能感が加害者を生む

『子育てはもう卒業します』 読後抜粋

人間には同類を嗅ぎ分ける鋭い能力が備わっているのだな としみじみ思った 相手を傷つけないで断るのは、至難の業というよりも 不可能だと学ばせてもらったこと もうすぐ八十歳だけど、今までわからなかったことが どんどん見えてくるようになった

『蜜蜂』 読後抜粋

けれど恥ずかしいという気持ちは、飢えに似た猛烈な 知識欲の前に退散した 人は経験から学ぶことができるのだから、本能のまま 行動してはいけない。 教育とはまさにそれ、本能(自分の内にある自然)を 拒むこと 知性は本能に道を譲るもの 持ち上げるときは…

『法廷外弁護士 相楽 圭』 読後抜粋

人の悲しみや怒りに触れすぎて、精神的に疲弊して しまった 喜怒哀楽の渦巻く世界で立ちまわるから、かなり疲れる ほとんどの人は神経をすり減らして仕事をやってる 悩みがあるときは、どうしても思い詰めてしまう 非日常に身を置いて、一瞬でも悩みを忘れら…

『農ガール、農ライフ』 読後抜粋

自分も役立つ人間なのだという心の支えが ほしかった 人の話を聞き続けるのは案外と疲れるものだ アヤノが自分のことのように憤慨してくれたので ほんの少し心が救われた思いだった 絶妙な尋ねかただった。 妥協できる最低ラインを聞いてくる 微妙なニュアン…

『嫁をやめる日』 読後抜粋

男独特の思考回路 自分の気が済むためなら、相手を傷つけてもかまわないと 考えている 相手のテリトリーには入らずに、自分だけの世界の中で 話す 相手を非難せず、自分の感じた事だけを正直に言う 決して面と向かって相手を批判するなよ 上品な夫は早々にあ…

『12番目のカード』 読後抜粋

好対照な人間が親友でいるのは、人生観の共有があるから 戦いには、小さな勝利を積み重ねて勝つものがあると 気づく ときには一人きりで過ごす時間を必要とするたち 骨密度と筋肉量の増加は、血行の改善と感染症や自律神経 反射不全の発作の回数も減らした …

『コードネーム・ヴェリティ』 読後抜粋

うかつにも喧嘩をを買ってでて 弱い者いじめは大馬鹿なファシストの大好物なのだ 何かをすること、何かに集中することは 恐怖をぬぐい去ってくれた そのお返しは当人ではなく、ほかの人にする 選ばれることには、名誉や栄光がある でも、自由な意思が入り込…

『仮面の帝国守護者』 読後抜粋

拒絶して傷つけたことがつらかった そんなふうに感じさせたのが自分だと思うと たまらなかった 他人の苦痛を楽しいとは思わない 連中は殺すことを義務だと考えている 俺はそう考えるほどばかじゃない 「罪悪感には二種類あるの」 「重荷になるものと、目的を…

『ヘッドフォン・ガール』  読後抜粋

私がやれること、私しかやれないこと 私がやらなかったら、時のかなたに藻くずの ように流され、消えてしまうこと・・・・・ それを私は守り通した 素敵な友人を増やすこと 友人をもっと素敵な友人にしていくことに貪欲 この地球上に、自分にしかできない価…

『メビウスの守護者』 読後抜粋

岩楯の感覚とはかなりのズレがある 自分の立ち位置と精神が未だに一致していないらしい 見た目の無害な穏やかさとは裏腹に、自分の意見を 押し通す強引さをもつ男 人の命を奪った罪悪の念が感じられない なんでも許してくれる母親の代わりをは探すなよ それ…

『窮鼠の一矢』 読後抜粋

人は過去からしか学ぶことはできぬ まったく同じことは起こらぬ。しかし、 同じようなことは何度も起こっている 事に際して聖賢がどのような方策に出たか 漢学には、中国何千年におよぶ英傑の叡智が詰まっています 古きを温(たず)ねることによって新しきを…

『アールダーの方舟』 読後抜粋

悲劇の根源にあるのはいつも解釈の相違 人が痛みを覚えるとき、必ずその対価として 何かを学びます 自分の周りに日本人しかいないからといって、地球上に 日本人しか存在しないわけではないのと一緒 宗教がどれだけ、世界の悪を促進させる原動力と なってい…

『白き糸の道』  読後抜粋

自分で為すべきこと、為せることを、あたしの力で 見つけてみたい 己にしかできないことで、誰かに必要とされ 何かを為したいのだ 己が向けた敵意は、また敵意となって返ってくる 母の軽侮が伝わるから、父はますますひねくれ、 酒におぼれるのだろう そうや…

『街への鍵』 読後抜粋

理不尽な要求に屈するのは、弱い人間のすることで 完全に間違っている 包容力があって人を喜ばせるのが生きがいの (消極的で人に媚びるタイプというのをていさいよく 言っただけ) 善行を施してくれた相手に嫌悪を感じる

『Ank』 読後抜粋

言葉にならない相手の心の動きを読み取る 自分の苦境を語れるのは、強い人間だ 強い心のなせる業だよ 友好度は知能と比例する 知能とは攻撃性の制御 模倣でなく、ミラリングにもとづく 脳はみずからを守るためにスリープ状態に移行する 痛みこそが攻撃性を生…

『紅のアンデッド』 読後抜粋

心は無限じゃない。 苦痛を蓄積できる限界量がある。 子供の頃から偏った思想と食生活を強いられてきた者は 慢性的な栄養不良で思考も低下させる 身内を重視しすぎる警察は視野が狭い 浅ましさに自覚がないぶん、いちばんたちが悪い人間だ まあ、わたしはそ…