『和えもの』 干し湯葉と豆苗の和えもの
タンパク質を摂って体を温めるためには
『身を捨ててこそ』
あしたやるべきことが見つけられない人だけが
博打と出会う。そして明後日の見えない人は博打に
溺れ、将来の見えない人は博打で死んでゆく
対局者に不快感を与える麻雀は、自分の心の動揺を
晒すだけで、それは弱さの裏返しでもある
盆面さえ良ければ、運すらも引き寄せられる
退屈と平穏が一番嫌いな、そういう人間
根底の部分で異なる彼らと、これから先、うまく
つき合っていけるのだろうか
好き勝手に生きている人間には二通りいる。
常識とか通念すらもわからずに、常識外、
通念外の生き方をする人間。
もう一種類は、それらをわかっていながら、
それの沿った生き方のできない人間
相手には、いつ、どんな場面でも感情を面に出すな
ここに来てからの一連の会話で、私の共感できる話は
なにひとつとしてなかった
麻雀でイカサマをやるのは、勝負事に名を借りた泥棒
と一緒。一度でもそんなことをやれば、人生のツキを
汚す
心の虚しさを、敵を作ることによって満たそうとした
『砂上』
その鈍さがたまらなく気分悪かった
金のあるなしじゃなく、人間、毎日なんにも変わらないって
のがいちばん貧しい生活らしい
知っていることをアピールして、知られたくないことを
端折るから創作的日記になってしまう
人に評価されたいうちは、人を超えない
人間嫌いの自分好き。他人に興味ないぶん害が
なくていいけど
自分がなにを見てなにから目を逸らしていたのかを
書かねばならなくなった
自分の考えを文章にして、更に読まれる書き手になるために
できることは質の良い嘘を手に入れること
でも、揺らいだらそこからは、揺れに任せてみるのも大切
じゃないと、欲しいものばかりで却って心が貧しくなってしまう
健全な欲望を彼らには、欲望の所在が曖昧な人の感覚を
学習的にはわかることは出来ても、理解するのは無理
主体性のない人間には嫌悪という感情も薄いということを
確信しました
書き手が傷つきもしない物語が読まれたためしは
ありません