心にしみる言葉

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隔絶されることで人の心がどう蝕まれるのかも知っていたが

 

エルセはイェンスに黙ってコンテナを予約したことが

心苦しかった。それが暴力的なまでの干渉であると

知っていたからだ。

 

ロアルはその宝を憎んでしまう自分を憎んだ。

 

何が起きたのか全然わからなくて、気持ちが

落ち着かなかった。

 

そんな物言いをされるのに慣れていなかった。

 

『樹脂』

 

 

 

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いかなる詳細も漏らさず手帳に書きとめる。

何が重要な意味を持つかは、あとになって

みなければわからない。

 

チップ目当てにしきりとおれたちの世話を焼きはじめた。

 

これまであなたがたから賜ってきた、大いなる

刺激と支えに感謝を捧げる

 

『記者魂』

心に沁みる言葉

 

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たいていの人は自分の考えを認めてほしいだけだ。

 

結婚かプライドか、どちらかを選ぶしかないの。

 

口調に毒気が含まれていた。

 

過激な暴力を振るうことが問題解決の手段として

許されると考えた時点で、その人間は文明人と評価される権利を

失う危機にあると言いたいね。

 

国家が暴力を政策実現の手段として考えるとは、何世紀にも

わたる知性の進歩を否定することに思えるね。

 

『霧の島のかがり火』

 

 

 

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司令塔となる将校を失うとパニックを起こす。

この点も兵士自身が思考を持たないことに起因する。

 

稚拙に過ぎる仕打ちだが耐える以外にない。

 

己の行為の意味を頭から締め出し、ただ機械的な作業に

のみ没頭する。

それが心の崩壊を守る唯一の手段にちがいない。

 

近所に胸が張れる、その喜びと安緒に浸ってばかりで、

惜別はまるで感じられない。不快なほど率直で無邪気な

情動だった。

 

親睦を深めなかったおかげで、特にひきずるものもない

妙にさばさばした、乾いた感覚だけが残った。

 

戦争の中にあっては、正しい答えは否定されます。

でも正しいものは正しいんです。

 

いいわけしないで生きることが、本当の強さかもな。

そんなふうに教えられた気がする。

 

人は必要とされてこそ生きられる。

 

『八月十五日に吹く風』

 

『体の痛みが消える生活』 まずはふだんと「逆の動作」を心がけなさい 

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*体の痛みの九割は「姿勢」に原因があった

 

腰痛改善のためにまず心がけるべきことは何かー

もっとも大事なのが、椎間板に負担をかける「姿勢」を

避けることです。

 

*姿勢をよくするだけで頭痛が改善する!?

 

背中を丸めて頭が少し前に出た姿勢をとると

背筋を伸ばしているときに比べて、およそ三倍にもなる

負荷が首の部分にかかります

 

頸椎は、脳に酸素を送るための血管や神経が集中する

重要な部分。そこが常に圧迫されていると、頭痛ガ起きたり

神経の伝達がうまくいかなくなったりします。

 

頭痛の代表的なタイプのひとつに「片頭痛」がありますが

これも、姿勢を変えることで改善が期待できる痛みです。

 

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心にしみる言葉

どんな人にもできることとできないことがある。

それを混同すると、問題は解決から遠ざかっていく。

 

自分ならどうするか? どうしたいのか?

 

今、なにをしたくて、それに必要なのはなにか、

どうすればいいのかを

 

再び立ち上がってやり続ける。

もしかすると、そう思える対象こそが、天が、

その人に与えた、その人の道なのかもしれない

 

人が心の奥底で何を恐れ、何を大切にしているのか

 

人は人を必要とし、ある時から、人に必要とされることを

望むようになる

 

『梟首の遺宝』

 

 

 

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事故の原因を探るには、成功例より失敗事例の方が

よほど重要

 

ジェリーフィッシュは凍らない』

 

 

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煎酒の作り方

酒に梅干しと鰹節を加えて煮詰める

 

苦い汁を飲まされても、それを塩梅ひとつで旨い汁に

変えて見せるだけの腕が欲しい。

そのうでを身につけるためには、もっともっと人の味を

知らなくてはならない。

そして生きている限りは決して腐らず、この世という

生け簀の中を活き活きと泳ぎ回りたいものだと思う

 

この世で一番大切なのは、己の形を自らで見つけることだ。

 

日々つまらぬ役目をさせられる下役の多くは次第に

心が歪んで狭量となり、そうした意地悪さで憂さ晴らしを

するしか能がない

 

『料理通異聞』

 

 

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いくつも傷をこしらえ、前に進むことで大人になれる

 

当事者意識を失っている。

この状況をどう乗り切るか、まともに考えられない。

幹部の器じゃない

 

『優しい街』